動物実験とホメオパシー(1)
「毛皮は要らない」運動から知った、
JAVA(NPO法人 動物実験の廃止を求める声)の発行しているMRMCの冊子を入手。
新薬の開発のみならず、化粧品の中にも、動物実験が行なわれているケースがあることをご存知ですか?
この冊子は、MRMC(アメリカの科学者と医師の団体)が発行しているもので、なぜ彼らが動物実験に反対しているかの理由を知ることができます。
わずか30ページほどの、簡潔にまとめられたリーフレットのうち、10ページは参考文献の紹介。つまり、20ページという短いページですが、膨大な情報のもとに作られていることがわかります。
MRMCの活動の特徴は、倫理的問題を問うのではなく、科学者や医師が、科学的理由から、動物実験に代わる新しい研究方法を主張していること。(残念ながら、冊子の中にホメオパシーという言葉は見つけられませんでしたが・・)
内容は、動物をモデルとする実験や研究は、人間の作用機序とは異なるため、効果がなく、それが却って混乱を招くとありました。エイズやエボラ出血熱、プリオンの危機も、動物実験の産物という可能性さえあると述べられています。
医薬品の動物実験は、あまり知られていませんが、今私たちが一般的に買える製薬のほとんどは、動物実験の工程を経て、市場に並ぶといわれています。
しかし、ホメオパシーでは、動物実験は一切必要としません。
あまりに興味深い内容なので、なぜ動物実験が不要なのか?
について、ホメオパシーとの共通点をあわせ、連続で紹介したいと思います。
2006/02/10 11:25記