オーガニックコットンのタオル「ふら」
今は、すっかりクプクプの人気商品として定番になったオーガニックコットン。
コットンは、私たちのご先祖さまにとっても、衝撃の柔らかさだったそうで、剛毛が柔らかくなったのはコットンのおかげとか。(柳田国男の「木綿以前の話」より)。
私も、この出会いによって、シャンプーをかえ、コットンシャンプーにしたり、身に着ける素材を、植物由来のものに変えるようになりました。
出会ったのは、2005年。
下記は、2006年の記事。
「
ここの糸の特徴は、日本で手紡ぎされていること。国産のオーガニックコットン製品は、まだとても少ないのではないか、と思います。
綿自体は中国、ネパール、ペルー産ですが、もちろん有機栽培で育てられ、収穫は、全て人の手で摘まれます。それを日本で、糸車で撚りをかけて仕上げているそうです。
オーガニックコットンの特徴は、肌に優しく、使ううちにくたびれてしまったら、土に埋めて返すことが特徴です。
ですが、この「布良」、それ以上に使い道があるようです。まず、石鹸やシャンプーを使わなくてもいいくらい、肌の汚れを落としてくれたり、洗剤を使わずに食器やお洗濯ができちゃう、と愛用家も多いのです。吸水率が127%というのもうなずけます。
ここだけの話、天然の素材で作ったいい香りの石鹸や化粧品のクレンジングを使うのは大好きなので、使わないのは寂しいです。職業柄、フェイシャルなどでも利用するので、困っちゃうとも思います。ですが、環境のことを考えると、石鹸もシャンプーも使わないで、汚れを落とせるのなら、それが一番・・。洗剤に含まれている物質は、環境汚染の問題にもなっています。
オーガニックコットンの素材は、大好きですが、「布良」は、感触、見た感じともに、他のと比べると、ふかふかした感じがしました。産毛をそのままに残せるのは、手摘み、手紡ぎという工程に秘密があるそうです。そして、スタッフの方々も素朴で、気さくないい感じ☆でした。早速、フェイスタオル、ハンドタオル、ハンカチサイズの3枚を試みることに。
フェイスタオルを、首にまいて寝ると、なんと暖かいことでしょう・・。体が喜ぶのがわかるのです。そして、1週間後には、コットン素材のパジャマじゃなくてはいやだ、と思うようになったのです。(冬はふかふかのポリエステル由来のフリース素材で寝ていました)
とても興味を持ち、今年になって、八丁堀にあるショップを尋ねてみました。
広々としたお店は、窓が多くて開放的です。無造作に「布良」で作られた、肌着やローブ、ベビー服が飾られていました。置いてある商品数は少ないのですが、ひとつひとつが丁寧に作られていて、芸術作品です。
対応していただいた、スタッフの方々や、社長の前島さんもとても丁寧で、布良を大切にしている気持ちがとーっても伝わってくるのです。そして、そのお肌のつやといったら、、。
環境のこと、経皮毒(簡単に言うと、肌を経由して入ってくる毒素のこと)のこと、改めて考えるきっかけになりました。サロンで使うのも素敵です。
実際に、治療院などで使っているところもあり、治療効果が高まるとお客さんにも人気が高いとのこと。
2006/01/27 22:59記
」