新月ワーク
新月といえば、セラピスト仲間に教えてもらったKCジョーンズという石屋さんの新月ワークはとても良かったので紹介します。
月は、ご存知のとおり約1ヶ月で新月~上弦~満月~下弦というサイクルを繰り返します。
満月の夜は、狼男や満潮、犯罪の増加などの現象が広く知られていますが、新月はどのような働きがあるのでしょうか?
新月は、古から、願い事をするのに最適な日と考えられています。
月に太陽の光が反射し、その反射光は、磁気エネルギーとして地球に降り注ぎ、満潮を引き起こします。この、満潮の現象は、70%以上が水分である人間の体内でも同じように起きています。それが、満月時のイライラや、体内バランスの崩れにも大きく関与しています。そればかりではなく、想いや感情にも影響します。
それに対し、新月の日は、地球から見て月に太陽の光が当たっていない状態になります。つまり、太陽と月が意味する個々人の想いや感情に左右されず、願いや意志がダイレクトに宇宙空間に届けられると考えられています。
新月ワークは、とっても簡単です。
1.願い事を5~7つ明確にして紙に書き出す
2.瞑想をしながら願い事を頭の中でアファメーション(※1)する
ポイントとしては、集中できる環境を作ること、例えばTVとか人の声がするような場所は好ましくなく、音楽はリラックスできるものがベスト。
※1.アファメーションとは、「こうなりたい」、「こうしたい」、という遠慮のある曖昧な表現ではなく、「こうなっている」、「そうしている」というように、あたかもそれらが既に起きていることのように断定系に言い換えることです。いくつかポイントを紹介すると、
1.20文字以上の言葉で表す
2.断定系の言葉に置き換える
3.一人称で述べる
4.リズムのいい文章にしておく
など。
また、願い事には法則があります。
例えば、他人に対しての願い事はできません。
もし、誰かと恋愛成就したいという願望があるのなら、
NG「○○ちゃんは、私のコトを好いている」というのではなく、
OK「私は(一人称)、○○ちゃんと、笑顔で楽しく愛に満ちた時間を過ごしている」
というように、自分がどうなっているのか、を明確にします。
人に対してどうこうしたいという気持ちは、純粋な願いではなく、束縛や固執になってしまいます。あくまで、自分がどうなっていたいのか、を考えることです。
自分が自由でいたいなら、相手にも自由でいてもらう必要があります。
いいかえれば、社内の目標設定と同じようなものですが、会社で行なう目標設定は、会社での自分の目標。将来独立したくても、それを会社の面談で言うわけにはいきませんよね・・。ここでは、自分がどうしたいのか、が大事です。
自分のためのアファメーションは、どんなことでも自由に、自分が思うままにすることがポイント。誰に遠慮することもないです。(恥ずかしくて、いうのもはばかりますが、私は図々しくも、「世の中の役に立つホメオパスとして国際的に活動している」とアファメーションすることがあります・・これくらい図々しくてもいいそうです)
すぐに実感したい場合には、今手がけていることについてアファメーションすることをお薦めします。この、新月ワークの大事さは、自分のために、今自分がどうなりたいのか、何を求めているのか?ということに時間を使うことにも意味があるようです。特に現代のように、多すぎる情報に埋もれている社会においては、丁度、修行僧が瞑想をするのと同じぐらい、自分の本当の声を聞くことは大事です。
私や身近な人の経験によると、新月に行なうと、他の日に行なうよりも頭がスッキリし、何より、感情に左右されないので、早く実行に移せることが多いようです。
私自身を含め、友人も自己実現が早まったという感想を持っています。
よくも悪くも、人間の感情というのは、思っている以上に行動を左右します。
謙虚さという日本では美徳とされている感情ですら、自分の可能性をセーブしてしまう可能性があります。
来月は、2/28の魚座の新月です。今から、新月ワークの準備を始めてみてはいかが??
ちなみに、新月の影響は48時間ほどあるといわれているので、31日の夜までは、水瓶座らしいアファメーションをすると、新月のパワーを早く実感できるかも!
2006/01/30 23:30記