自然療法 デトックス

2015年8月16日 (日)

クレイセラピーと環境問題(1)

Image_2クレイとは、粘土のことで、セラピーで使うクレイは、ミネラルを豊富に含み、汚れを吸着させて毒素排出を促す働きがあります。

ただし、この粘土、私たちに馴染みのあるお遊戯用の粘土とは違います。

その違いは、ずばり、粒子の細かさにあり。

美容の世界で使うクレイは、0.002mm以下がクレイの条件です。空気がちょっと動いただけで、ふわっと舞い上がるのがわかります。

さて、クレイの歴史は、というと、エジプト文明のミイラに用いられ、ガレノス(薬草医学の祖)や、アウィンケナ(イブン・シーナ)といった自然療法の大物たちも、クレイの効果について書き記しています。クレイは美容だけではなく、洗浄剤や工業用に使われています。

私達が施術で用いるのは、下記のクレイが代表的。
(写真左から)

ホワイト ・・ 損傷を防ぐ → 乾燥肌、敏感肌、アトピー体質
グリーン ・・ 防臭作用、毒素吸引 → ニキビ、深いしみ
イエロー ・・ 沈静作用 → 湿疹(じくじくタイプ)、かゆみ、疲労回復
レッド ・・ 血行促進、鎮痛作用 → 関節痛、
モンモリオナイト ・・ 吸着作用 → 毛穴のケア、美白

これらを、それぞれのクレイの目的にあわせ、ピュアなお水で溶いてお肌に乗せます。

解毒効果といえば、クレイ。クレイの後のアロマテラピーは、とても効果が高いので、使用するエッセンシャルオイルの量にも気をつけます。
もちろん、トリートメントに使うキャリアオイル(ベースオイル)も、品質が良くなければ意味がありません。

そして、、これは、色々と誤解している方も多いので進言しておきますと、クレイは乾くまで放っておいてはいけません。

というのは、折角クレイが毒素を吸着してくれても、乾いたらまたお肌へと戻ってしまうからです。(恐るべし、クレイパワー)

クレイの種類にもよりますが、最低でも5mmの厚さで塗って、15分置くことが大事です。
この際、熱を逃がさないようにと、ラップを使うのもNGです。
なぜなら、、、、ラップの毒素をクレイが吸着しちゃうからです。(怖いでしょ?)

そして、通常のアロマテラピーよりも、解毒効果が高くなるため、いつもよりもどっと疲れを感じたり、眠気が出たりと、カラダのお掃除効果が高まります。

クレイのことは、一緒にお勉強会に参加したアロマテラピスト・ナチュラリスさんのブログにも紹介してあります。月のサイクルにあわせてクレイを使うというのも魅力的ですね☆

2015年8月 6日 (木)

有害物質のデトックス

Image 「RoHS指令」の連載はいかがでしょうか?

ホメオパシーのレメディのイメージがつかんでもらえればいいな、と考えていますが、わかりにくい点、気になる点があればコメントくださいませ★(最近コメントがなくって・・泣)

今回は、これらの有害物質(鉛、カドミウム、水銀)について、解毒になる食材の情報をご紹介したいと思います。

なぜ解毒が必要か???

というと、「自分で出来る」ことに取り組むことは、自然療法の鉄則。

ホリスティックアプローチをめざすなら、自分の身体にストレスを与える環境改善をなくして、変化を望むのは極めて難しいのです。

環境改善には、ハード面とソフト面、双方の改善が必要です。

ハード面とは、自分を取り巻く物質的な環境、例えば汚染された環境で働き続ければ、生体には汚染物質が蓄積されて、何らかの症状を呈してきます。

ソフト面とは、「自分の考え方」や「ものの見方の癖」のこと。例えば、職場に嫌いな上司がいて、その人との接触がある度に、「嫌だな、話したくないな」と思えば、そのネガティブな考えが蓄積されてしまい、いつしか、「出社拒否」「うつ」という症状となってでてきます。

どちらも、自分を取り巻く環境の改善がなければ、または、自分の考え方を変えなければ、症状は一時的に抑えることは出来ても、改善されないでしょう。

面白いことに、クラシカルホメオパシーで治癒したケースには、「症状の原因となる環境あるいは行為から、自分の意思で離れていく」事が多くみられます。

例えば、15年の喫煙歴があった慢性喉頭炎と診断された男性は、タバコは自分のトレードマーク(ディリュージョンでしょ?)と思い込み、咳やタンなど症状が辛くても、タバコをやめる自信はなかった。ところが、ホメオパシーのレメディを飲みはじめてから、スムースにタバコをやめる決心がつき、症状が緩和された。

などはわかりやすい例です。他には、長く続いていた人との付き合いを終わらせた、転職したという例もたくさんあります。

ここで、考えたいのは、ホメオパシーのレメディが彼にタバコをやめさせたわけではありません。

彼自身が、自分の生体にとって、有害になってしまったタバコ(かつては彼にとっては、息抜きのひとつでした)という物質から遠ざかる選択をしたのです。ホメオパシーのレメディはそれを促しただけ、です。

「人間自らが備わっている自然治癒力を最大限に活かす」お手伝いをするのがレメディの役割。このように、ストレスの原因となるものから遠ざかる判断と決意を促すわけですが、、これが、ホメオパシーのすごいところです。

と、すっかり長くなってしまいましたが、本題の解毒。

丁度折りよく、「医師以前の健康の常識」(講談社)という本が目に付いて、発見!
162ページから引用させていただきました。この、平石貴久先生の本は、イラスト入りでとってもわかりやすかったですよ、おすすめの一冊に追加してみてネ★
(以下太字引用)

「毒だし作用がある代表食材10種」

解毒効果の役割は、食材によって異なる。

1)体内の有害物質を包み込んで吸収させてなくする食材。
 いおう化合物を含む食材、長ネギ、にら、タマネギ、ニンニクなど。

2)有害物質を無毒化するのを助ける食材。
 ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、大根などアブラナ科の野菜。
 また、無毒化するミネラルであるセレニウムは、にんにく、長ネギ、タマネギ、海藻類

3)有害物質の体外への排出を促す食材。
 植物繊維を多く含むリンゴやごぼう、きのこ類、海藻類など

海藻類   *カドミウム、水銀、ヒ素
きのこ類   *水銀、ヒ素、鉛
ごぼう    *カドミウム、鉛
りんご    *カドミウム
ブロッコリー *アルミニウム
タマネギ   *アルミニウム
大根     *水銀、ヒ素、鉛
にんにく   *水銀、ヒ素
長ネギ    *水銀、ヒ素、鉛
コリアンダー *水銀、ヒ素、鉛、カドミウム

引用終わり。

「自分で出来ることをしていく」ことは、自然療法に限らず、大切なことです。
食材の他に、良質なお水をたくさんいただくことや、適度な運動、お風呂、トリートメントも大事です。

毒性物質に限らず、地球を循環する水のように、食べた物も飲んだ物も、閃くアイディアも湧き出る愛情も、お金も、無用なものも、、、、何でもかんでも循環させたいものです。

最後に、サロンでもデトックスのスリミングコースやってます♪
解毒が気になる方は、ご利用くださいませ★

トップの写真は、パリのオーガニック市場で、マイビニールを持ち歩くエコロジーな紳士をパチリ。

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