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2006年9月 7日 (木)

隠情1-2)タンポンの危険性

Staphylococcus_aureus_gram さて、前回に続き「オーガニックコットンの生理用ナプキン」に絡み、タンポンの危険性を紹介します。

タンポン【Tampon】とは、消毒した綿・ガーゼに薬をしみ込ませ、局所に挿入して、止血または分泌液の吸収をさせる物。綿球。止血栓。(広辞苑より)

日本では、月経中の膣内に挿入し、月経血を吸収させる目的の商品を総称して、タンポンと呼んでいるようです。

女性によっては、「タンポン」派と「ナプキン」派と分かれる傾向があります。

私自身は、テニスやプールなどのスポーツをするときに使った事もありますが、手間が面倒で、不快な思い出しかありません。
オーガニックコットンのナプキンと出会ってからは興味もないのですが、「断然タンポン派」という友人も知っています。

私自身は、タンポンの危険性について、DISCOVERYチャネルのドキュメンタリーで知りました。

~タンポンの危険性~

タンポンの使用説明書には、必ず書いてありますが、黄色ブドウ球菌トキシックショック症候群(TSS)になる可能性があります。

これは、1970年代に、アメリカの若い女性が突然、この「黄色ブドウ球菌」(冒頭写真 BY ウィキペディア(Wikipedia))によって死亡するという事件が相次いだことで発覚しました。

女性の急死が相次ぐ中、その原因がわかるまでは、実に5年近くかかったといいます。

何件か犠牲者が出てからわかったことは、死亡した若い女性の共通点に「あるメーカーのこのタンポンを使用している」ことでした。

もちろん、このタンポンを使用した全ての人がその危険に冒されるわけではありません。
ホメオパシーの考えも同じですが、人は皆、あらゆる菌やウィルスにさらされています。
しかしながら、病気になる人とならない人がいるのは、その人自身が、菌やウィルスに対してどう反応するかの違いです。

同じ人間でも、疲れているときと元気なときでは、風邪に対する感受性も異なります。
なので、私は大丈夫、と思って使っていても、違う時には、負担に感じたり、違和感に感じたりすることを誰でも、感じるコトがあると思います。

このタンポンのケース、メーカーではもともと、他にもタンポンを販売していたにもかかわらず、それまでこのような事件は起きていなかったのです。

では何故?

突然、黄色ブドウ球菌トキシックショック症候群(TSS)が起きたのか?

その理由は、このタンポンの素材に隠されていました。

丁度、初めての犠牲者が出た年、このメーカーでは、従来使っていた綿などの自然素材を一切やめ、塩素漂白した綿やレーヨンで作られた素材に切替えていたのです。

吸収率が高くなったタンポンは、その分、たくさんの血を吸収することになります。
そして、それが、かえって人体に危害を及ぼす結果になりました。

つまり、黄色ブドウ球菌にとっては温床ともいえる、絶好の繁殖体制の好条件が整ってしまったのです。
黄色ブドウ球菌は強い毒素を生産し繁殖を許してしまうと、成人の大人でも簡単に死に至るといわれています。

もちろん、メーカーは、犠牲者が出ることも知らず、血液の吸収率を高め、より漏れにくいタンポンを作れば、利用者も喜んでくれるだろう、というユーザーの立場に立った開発だったのでしょう。

ユーザーを含め、そんなに便利なものを使いたい、と思います。
その危険性を知らなければ、私だって、そう思います。

私自身は、吸収性の高いタンポンやナプキンは、女性が社会で活躍する機会に一役買ってくれたツールだと考えています。

ただ、残念ながら、化学合成された素材は、吸収率は高いけれども、人体にとっては好ましくない結果を生んでしまったのです。失敗作であったとわかったら、素材の比率を変えたり、そのような事故が二度と起きないように対策を施すことが先決です。

そして、今では冒頭に述べたとおり、タンポンの使用説明書には、黄色ブドウ球菌トキシックショック症候群(TSS)になる可能性の危険が必ず記載されています。

しかし、私が疑問に思うのは、その情報の根拠が不明であることです。

「過去に、実際に犠牲者がいたからわかった事実であること」
「その発生のそもそもの原因は、化学合成物質によって引き起こされていること」

について、全く言及されていないのです。

このドキュメンタリー番組を見なければ、黄色ブドウ球菌トキシックショック症候群(TSS)が、既に1970年代に、実際に犠牲者が何人も出たからだったとは、知る術もありません。

おそらく、このタンポンについては、動物実験はしていないのでしょうが、このように、「使用の際の危険性」が書かれているということは、実際に過去にそういう犠牲者がいたということを表しているのです。

まれとはいえ、条件や環境によっては、誰の身にも起きることなのに・・。

参考サイト:
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%83%B3

生理用品と女性の体
http://www.kcn.ne.jp/~gauss/b/tampon.html

トキシックショック症候群:医療従事者向けガイドhttp://www.jhpia.or.jp/TSS/healthprof.htm

次回は、月経血のコントロールを紹介します。

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