ヒプノセラピー体験談 PART3(2)
ご紹介が遅れましたが、秋山すみかさんのサロン「ウーマンエフ」には、素敵な絵画が飾られています。
前回の絵画と対になっているこの絵は、座禅を組んだ女性がとても穏やかな顔で瞑想をしています(モデルさんは、チベット体操の先生だそうです)。
ヒプノセラピーを受けるソファに座っていると、丁度、視界に入ってくるのですが、とてもリラックスできるし、いつもより早くトランス状態に入れる感じがしました。
この絵を描いた方は、私にとってもかけがえのないセラピスト先輩であるKUMIKOさん。
LSA(ロンドンスクールオブアロマテラピー)の大先輩でもあり、いつも貴重な情報を惜しみなく分け与えてくれてる女性です。
彼女は、日々のさまざまなこと、例えば料理や編物、ガーデニングなどの、「今ここ」の生活をしながら、アロマテラピー、アーユルヴェーダやチベット体操などにも取り組んでいらっしゃいます。
その上、絵も描けるなんて、しかも、その絵がヒーリングをもたらすなんて、「さすが!」のひと言です。
どんな種類のセラピーであれ、ヒーリングとは、自分の中の治癒力を高めそれを実感じ、自然治癒を促すこと。
ヒーラーやセラピストの仕事は、あくまでもそのお手伝いをすることですが、この絵の存在も、それを早めてくれるパワーがあります。
自然治癒力を高める自然療法は、実践し続けること。
ここで、たまたま最近見かけた、仏陀の言葉を紹介します。
「言葉で説かれたという理由だけでそれを信じてはならない。
また太古から後世に言い伝えられたという理由だけで、伝承に従うべきではない。
風説もまたしかり。
賢人によって書かれたものも賢人が書いたからといって、それを鵜呑みにするべきではない。
また思い込みによる霊感によってわれわれのなかに惹起されたように感じられる幻想を信じてはならぬ。
また我々が陥りやすい必然性のない憶測によって導かれた結論からも、 また類推的に必然と思えるからとても、教師や導師の単なる権威によっても信じてはならない。
けれども我々は、その教義や口述等の内容を、 我々自身の理性や意識によって確証する時、信ずるべきである。
これ故に、私はお前たちに、それを聴いたという理由だけで信じてはならぬ、と教えた。
だがお前たちが自分の目覚めた意識を信ずる時、 それに相応しく充分に行動せよ。」
ホメオパシーの祖ハーネマン氏は、たくさんの医学関連の文献を翻訳しているうちに、本に書いてある情報が曖昧であることが多いことを知り、自分が体験したものしか信じなくなったそうです。そして、体験医学の集大成ともいえるホメオパシーを体系化しました。
彼の大著でもあり、ホメオパシーのバイブルといわれるオルガノンには、医師を攻撃するような文書もたくさんありますが、ハーネマン氏は、自分で体験し、自分で判断することを伝えたかったのだろうと思います。ちなみに、ハーネマン氏も立派な医師です。
話がホメオパシー医学にそれてしまいましたが、この絵を描いたKUMIKOさんは、がむしゃらな情報収集に偏りがちな私に、「実践すること、それを多くの人と共有することの大事さ」をいつも身をもって教えてくます☆
さて、、、長くなってしまったので、ヒプノの続きはまた次回。
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