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2008年10月12日 (日)

アロマテラピーとホメオパシーの併用について

Ainsworth011  先日、メールでタイトルの「アロマテラピーとホメオパシーの併用」についてのご相談をいただきました。

その方は、

アロマテラピーの施術後に車酔いのような気分の悪さが来て、あまり定期的には通えなかったのですが、この春、ホメオパシーのレメディを飲んで強い好転反応の後、体調がかなり良くなりました
」とのこと。

そして、その方がお世話になっているホメオパシーの方針では、アロマテラピーとの併用を薦めていないそうです。

ですが、その方は、最近、アロマテラピストの勉強をしたいな、と思っているそうで、タイトルの質問を、メールでいただきました。

以前にも同じ問合せをいただいたことがあるのと、私自身、ホメオパシーを学ぶときにアロマテラピーとの併用について考えたことがあるので、以下に私の2008年10月現在の考えをご紹介します。

言い添えますと、ホメオパシーの流派は、現在ではたくさんあり、私にも何が正しいか、本当か、わからないことばかりです。その方の体質や、タイミング、エネルギーのレベルにもよると考えるからです。このことを踏まえたうえで、読み進めていただければと思います。

私の学んだところでは、
・ホメオパシーのレメディ
・アロマテラピーの種類

にも拠りますが、併用は不可とはなっていません。

私自身は、アロマテラピーとホメオパシーのどちらも自然療法のひとつとして、自然治癒力を高める優れた道具だと考えております。その併用についても、不都合を感じたことはありません。

また、私の場合は、アロマテラピーから自然療法の世界に入り、ホメオパシーを知った経緯があり、もし、ホメオパシーがアロマテラピーとの併用が完全に不可ならば、興味を持っていなかったでしょう。

しかし、一例を挙げると、アロマテラピーで使うミントやユーカリ、ローズマリーなどの種類は、ホメオパシーのレメディの効果を解毒する可能性があることは、体験的に知られています。

私もホメオパスにかかり、レメディを摂った3日前後は、自分がアロマテラピーの施術を受けることは避けます。

今、取り組んでいるホメオパシーがうまく作用していて、ホメオパスが「アロマテラピーとの併用をしないように」と指導するのならば、あえて、アロマテラピーを使う必要もないかと思います。

もう少し様子を見て、レメディの作用が安定してから、アロマテラピーに取り掛かるのがベストだと考えます。

ただ、今回の場合、ご本人が、「今、アロマテラピストの勉強をしたい」と望むのなら、その直感に従うことも大事だと思います。

「もしも、私だったら」、ですが、実際に自分でホメオパシーとアロマテラピーを併用してみて、レメディの効果を自分で確認します。

そして、レメディの作用がかき消され、主訴が戻ってきたり、他の症状が出てくるようであれば、アロマテラピーを控えます。何も変化がなければ、アロマテラピーの勉強を含め、やりたいと思ったことに取り組みます。

治療を理由に、クライアントがやりたいと願うことを制限することは、ホメオパシーの意にも反することになるでしょう。

あくまで、私のいち意見でありますが、

「自分の気持ちを、一番よく知っているのは自分自身」ですので、自分がやりたいと望む何かに取り組むことは、癒しを促すと考えています。

ホメオパシーのレメディ、アロマテラピーなど、あらゆる種類の療法や療法家は、手助けにはなってくれますが、癒しの責任と方向を決定付けるのは、「自分の意思と行動」であることを忘れてはいけません。

ゆえに、自分の本当の気持ちを大事にするのは、とても重要です。

その際には、ホメオパシーやアロマテラピーとの併用が可能である、バッチのフラワーエッセンスは大変役立ちます。

もう一つ、ホメオパスとの信頼関係を保つのもとても大事だと思います。

きっと、クライアントがアロマテラピーをやりたいということを知れば、ホメオパスは理解を示し、適切なアドバイスをしてくれると思います。

そのためには、ホメオパスは治療の経過を、注意深く見守る必要がありますが、そうやってホメオパスも経験レベルを上げていくのでしょう。

私としては、ホメオパシーであれ、アロマテラピーであれ、自然療法の仲間が増えることを、何よりも嬉しく思います。

皆様に、素敵な自然療法とのご縁がありますよう、心よりお祈り申し上げます。

写真は、英国エインスワース社のホメオパシー薬局にて

SHINOBUのホリスティックアロマテラピー&フラワーエッセンス
 ↑アロマテラピーは体・心・魂を癒す自然療法のひとつです
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ハーネマン・フォーラム
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コメント

最近、色のことを調べているのですが、
例えば、ルビーは赤ですが、含まれる酸化クロームの量を増やしてゆくと赤は濃くなり、やがて灰色となります。それでもどんどん増やしてゆくと今度はなんと赤の補色である緑色に変わるのです。(色の科学より)
また、アントシアン(赤紫)とその補色となる緑の色は振動数(色として見える光は、目に見える電磁波)は同じでその波の極性が違う(多分、山のところが谷になるのかな)とのこと

これらを考え合わせて想像できることはホメオパチーは水に物質を溶かし?どんどん薄めてゆきますが、ある薄い濃度の閾に達すると、その物質固有の振動数は反転し、極性の違う、全く反対の性質をもつものし変わってしまうのではないかということです。(あくまでも私の仮説ですが)

つまり、治療をうける人が病んでいる周波数というものがあったとします。そこに、その周波数と同じ周波数で反転させたもの(極性の反対のもの)を与えると、病んでいる波と干渉しあい、相殺することで、中和ができる。

つまり、実はホメオパチーは「対蹠療法」なのではないか、ということです。
そう考えると、どこまでも濃度を薄めてゆくことに納得がゆきます。

と考えると、アロマ併用しても良いのではないでしょうか?(長くなりました。)

投稿: 風楽 | 2008年10月12日 (日) 22:47

風楽さま

コメント有り難うございました。
「色の科学」ですか、面白い実験ですね。色はまさに波動ですものね。

ホメオパシーは、まさに、生体の持っている周波数に作用して、自然治癒力を高めるので、案外、解毒されることは少ないようです。しかし、コーヒーや特定のアロマテラピーのエッセンシャルオイルなどは、解毒を促すそうです。

刺激の強い物質の波動は、繊細な周波数を相殺してしまうのかもしれないですね。

また、同類療法と意味づけされているホメオパシーを、「対蹠療法」と説く仮説も大胆ですね~。しかし、「極性が反対なものをあてる」というのはわかる気がします。

投稿: SHINOBU | 2008年10月13日 (月) 09:18

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