クリスマスプレゼント
クリスマスも終わり、2008年もいよいよカウントダウンに近づいてきましたね☆
3人の子供を持つ友人は、イブの夜、「枕もとプレゼントを置く大役がこれから待っている」と教えてくれました。なんと素敵な残業なんでしょう!
世界中の子供たちが、枕元のささやかなプレゼントを楽しむ時代がくるように、私たちの世代で実現したいですね。
さて、私も、今年も素晴らしいクリスマスプレゼントをいただいたので、皆様と分かち合えたらと思い、ブログの記事で紹介します。
話は長くなりますが、12月上旬、叔父が脳梗塞で意識不明の重体になりました。
もともと、腰痛から始まり、しびれや痛みは半年近く訴えており、原因を探るべくカテーテル(血液の流れの様子を調べる)検査をすることになったのですが、2泊3日の検査が終わり、家に帰ってほっと一息ついてからの出来事でした。
もちろん、医師はその検査と今回の脳梗塞の関連性は一切、否定します。
叔父の脳梗塞は、医師のせいではありませんが、関連がないとどうして言い切れるのか、私には理解できません。検査前に、カテーテルはいかに危険かを想像させる誓約書にサインもさせられるというのに。
本題に戻ると、脳梗塞で倒れた叔父は、集中治療室での治療を受けたものの血流の状態も良くならず、意識も回復しませんでした。
担当医師は、状況は良くないといい、回復の見込みもこのままでは少ないが、脳死状態にはなっていないので、様子を見ようということになったのです。
「脳梗塞」で倒れて、意識が戻らないと聞けば、多くの人は絶望的な気分になると思います。
私も、そんな気分に巻き込まれそうになり、叔父と二度と他愛のない話ができなくなってしまうのか、と、悲しみの気持に包まれてしまいました。
そんなとき、友人があるメールを送ってくれました。
それには、ジル博士という脳神経学者が、脳出血から回復したという記事が載っていたのです。
記事をhttp://sankei.jp.msn.com/world/america/081011/amr0810110814001-n1.htmより一部引用
「
病院に担ぎ込まれ、手術により一命をとりとめた彼女は、その後の8年をかけて懸命のリハビリに励み、見事に言葉を取り戻し、元の職に復帰することができた。脳の神経細胞は(原則として)再生しないので、出血により侵され、失われた神経細胞は元に戻らないが、残された神経細胞を訓練し、テイラー博士は、ほぼ脳卒中以前の生活ができるところまで回復した。脳は驚くほど柔軟だ。それを脳の「可塑(かそ)性」と呼ぶ。
」
全く知りませんでした。脳って、そんなに柔軟性が高いってことを。
もちろん、適切な手術があり、その人の運や体力的な問題もあると思いますが、元に戻るのだということは、自然療法の世界でもあまり、知られていないのではないでしょうか。
今回のことで、色々な友人に脳関連の症状の話も聞くことができたのですが、
「以前よりもスピリチャル性が高まった」
「以前よりも神々しくなったように見えた」
「生きていることを実感した」
など、前向きな体験している人々が多いのです。
この情報を知ってから、私も落ち込んでなんていられないので、叔父は、必ず以前よりもいい状態になると信じることにしました。
そして、集中治療室から出た後(倒れた翌々日)に病院に駆けつけました。
叔父の意識は回復しないままでしたが、叔父にアロマテラピーを施しながら、様子を見ていると、確実に、私たちとコミュニケーションをとろうとしていることがわかりました。ただ、今は、脳がもうろうとしているので、私たちには一見何を言っているのかが伝わりにくいのですが、それは、私たちが使っている言葉にとらわれているからかもしれません。
何を言おうとしているのかは、本気でその気になれば理解できます。
もちろん、脳波や血圧だけで診断している医師には、叔父の回復はわかっていないようで、「期待はできない」とのこと。一体、何を見ているんだろうと内心思いながらも、親戚一同で懸命に叔父のお見舞いをしました。
私たちにできることは、麻痺してしまった右半身をさすったり、マッサージすること以外、ただ、回復を信じて祈るだけでした。
そして、昨日、クリスマス当日。
叔父は、リハビリ専門の病院に移りました。
私もお見舞いに行ける時間を作り、夕方の時間を一緒に過ごすことにしました。
リハビリ専門病院だけあって、若い理学療法士やソーシャルワーカーの方々がたくさん。
まだ年齢的にも若い叔父は、その日からリハビリを始めました。
右半身のマヒは残っているものの、自分で車椅子を動かす練習もできるようになりました。もちろん、以前とは違う体と思い込みのギャップがあるので、慎重にですが。
言葉もまだ不自由ではあるけれど、私たちの言っていることをほとんど理解していることも明らかです。
ここで息をしていて、誰かと通じ合ったり、名前を呼んでうなずいてくれたり、ただそれだけのことが、こんなに素晴らしいことだったんだと、気づくことができる素晴らしい体験になりました。今回の体験が、こんなに素晴らしいクリスマスプレゼントになるなんて。
きっと、こういう小さな奇跡は、皆様の周りにもたくさんたくさん起きていますね!
最後に余談ですが、人間の体は70%は水で構成されています。
水は、情報を記憶する能力を持っており、プラスの情報もマイナスの情報も柔軟に記憶します。
そして、水は、これはとても大事なことなのですが、自浄作用能力があり、ポジティブな方向にいく性質があります。
この事実は、まだ科学的には証明できない(または証明されては非常に困る人々がいる)となっていますが、善きも悪しきもすべてを包括するこの宇宙の中で、人間に与えられた役割は、このポジティブな側面を活かしていくことだと、私は信じています。
明日27日はヤギ座の新月。
仕事や責任感、忍耐力をようする願い事に向くといわれています。
皆様が、より自分らしくあるために、今年最後のアファメーションの時間に使うのはいかがでしょう?
2009年も、皆様に取って実りのある幸多き一年であることを、心よりお祈り申し上げます。
今年も一年、大変お世話になり、有り難うございました。
写真は、インドネシアのボロブドゥールで、オイルを塗られまくるブッタ
クプクプ ホリスティックアロマテラピー&フラワーエッセンス
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