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2012年2月22日 (水)

菜の花の役割

今年は長引く風邪が流行っているとのこと。
風邪対策はこちらのページから。

実は私も、2/7からすでに3週間目になる長引く風邪でかなりの日数をダウンしておりました。

手術の際の抗生剤で、免疫が下がっているだけかと思っていたのですが、多くの方が今年の風邪は長引くし、悪化するとのこと。どうか皆様も解毒の時期ととらえ、ゆっくり休んで、十分にエネルギーをチャージしてほしいと願います。

今回は、まず謝らなければならないことがあります。

私は去年、菜の花の種にはセシウムがいかないと、直接お会いした人に説明したことがありましたが、間違いでした。ごめんなさい!!!!!!正確には絞った油に、セシウムはいきにくいことがわかった、のでした。

2月の菜の花プロジェクトの勉強会によりますと、アブラナ科はセシウムをよく吸います。

そして種ができるとそこに集約されるとのこと。

しかし、絞ると油にはいかず、種子の皮に残留するのだそうです。食用やバイオディーゼルエネルギーになる他、菜の花の裏作作物への汚染が減るというメリットはわかっており、期待されています。

事故後25年経ったチェリノブイリの土地では、セシウムが地下20センチ以上も下にもぐっており、菜の花の除去率は1~3%、という数値。1%は、当事者たちをがっかりさせたそうです。

けれども、0%と1%の違いの大きさ、人間の飽くなき欲望の文明遺産の汚物収集を手伝ってくれる植物に、私自身は改めて感銘を受けました。

また、すでにご存じだとは思いますが、NHK「追跡真相ファイル」~「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」にても、放射能に関するレポートもバッシングされるという情けない事態は続いております。

http://www.dailymotion.com/video/xnbnjg_20111228-yyyyyy-yyyyyyy_news

・ICRP(国際放射線防護委員会)はもともと推進派の集団
・科学的根拠もなし、政策的基準規定

どちらも今更驚きませんが、知る権利がここまで脅かされるメディア、資本主義の影響の現状をもっと考えて行動しなければ、とつくづく思いました。

20日は、関西電力の高浜原発3号機が定期検査で停止し、発電量は全電力の2%を切り、残るは東京電力柏崎刈羽6号基(3/26定期検査停止予定)、北海道電力泊3号(4月末停止予定)です。

日本の54基の原発のうち、稼働中があと2基。微力ですがこれからも、原発はいらないという意思表示を続けてまいります。

最近、あらためて、有機農業、バイオダイナミック農法、土を復習する機会が増え、日本の何千年も続く豊かな土壌は、土の生命を守ってくれてきた農家さんたちや森林によって、成り立ってきたのだと改めて思います。

私も、植物に携わる仕事を担う端くれとして、土がどれだけの生命を養っているのかを知らずには続けられないと実感します。

植物でつながる縁は、根っこを手繰り寄せているように、ばらばらに広がっているように見えても実は一つ。

この世の中は、好奇心いっぱいの新鮮な目で再構築すれば、そして、ちょっとだけ勇気を出して行動に移せば、誰にとっても幸せな、自然の法則にあふれている世界だと思います。

原点に返って、植物の恵みを謙虚に受け止め、その恩恵に感謝したい、と心から思います。

みなさまもどうか、大切な人のために、今日一日も真なる健康で、過ごしてくださいね♪

クプクプ ホリスティックアロマテラピー&フラワーエッセンス
 ↑アロマテラピー&フラワーエッセンスはバランスを整え癒を促す
  自然療法です。
  美容、解毒、体質改善、リラクゼーション、自然治癒力を高める
  ホリスティックな施術を心ゆくまでお楽しみください。

ハーネマン・フォーラム
 ↑ホメオパシーに興味のある方、ホメオパスとして活躍している方、
  自然療法で自然治癒力を高めたい方々との輪を広げるため広場です。

自然療法のオススメ本

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2012年2月16日 (木)

気仙沼椿を育てる会 in 原宿

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元気を送るアロマ隊からのお知らせです。

「気仙沼椿を育てる会」が東京・原宿で活動アピールしています♪

日時:前半 2月15日(水)~19日(日)
    後半 2月22日(水)~26日(日)

時間:12:00~18:00

会場:積雲画廊(JR原宿駅 竹下 口そば)
    http://www.sekiungarou.com/

内容:気仙沼椿紹介、アロマ隊〈手当ての輪〉写真展、
    〈日常〉市川勝弘写真展、ほか椿油販売など

〈会期中イベント〉
アロマセラピストによる気仙沼大島椿油を使 用したワンコインセラピーを用意しています。日本人が古来より愛でた椿のオイルのぬくもりをお楽しみください。

椿を育てる会の活動ブログはこちら↓
http://kesennuma-tsubaki.com/

アロマ隊詳細はこちら↓
http://genkiaroma.blog90.fc2.com/blog-entry-64.html

皆さまのご来場お待ちしています♪

Photo私の椿油との出会いは、雑誌セラピストの取材。
伊豆大島で宮沢賢治の「アメニモマケズ・・」を毎朝朗読してから一日が始まるという株式会社椿さんの、椿への想い、品質の高さ、歴史の長さ、椿そのものの美しさ、どれも魅了されることばかりでした。

そして、どれだけ、日本人が椿をはじめとするたくさんの植物とともに生活してきたか、を改めて知りました。

私たちは、大切なものをたくさん持っている。それなのに、私たちは、その宝物が身近にあればあるほどその尊さに気が付かない。

椿を通して、植物を通して、毎回教えてもらうのは、彼ら植物は、私たち人間よりはるか前から存在していて、私たちに、空気、水、土、衣食住のすべてを無償で与えてくれている偉大な存在だということ。

その静かな命の前に立つと、ただ、畏敬の念がわき、授かった命への感謝の気持ちでいっぱいになります。

私たち人間が愛でようが愛でまいが、逞しい幹に美しい花と葉をつけ芳香を放つ静かな命。

写真は、去年、5月に気仙沼大島を訪れた際に出会った、推定樹齢400年の椿。こんなに大きな椿は初めて見ました。本当に大きくてびっくりです!

見上げると、たくさんのたくさんの赤い美しい椿の花が咲いていました。

東北の復興は、まだまだ、これから。

1年という歳月に、日々ベストを尽くしてくださっている皆様に感謝しつつ、東京にいる自分たちは何ができるのか。。
今この瞬間が未来を作ることを忘れずに、こつこつと今できることに取り組んでいこうと思います。

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2012年2月 9日 (木)

放射能デトックスセミナー in 調布 のご案内

フラワーエッセンスやホメオパシーでお世話になっている下山田先生が主催するひもろぎ庵からのお知らせです。

調布で「放射能デトックスセミナー」の開催予定です。

なかなかない機会だと思うので、ご興味のある方はご参加くださいませ★
まだ少し空きがあるそうです。

下記、主催のファミリエホメオパシーさんからのご案内です。

http://familiehomeopathy.blog52.fc2.com/

放射能デトックスセミナー

第1回:2月15日(水)10時~12時 ホメオパシーとフラワーエッセンス
第2回:2月22日(水)10時~12時 バイオケミカル療法(ティッシュソルト)
第3回:2月28日(火)10時~12時 クレイセラピー

講師:下山田吉成

場所:京王線国領駅前 調布市民プラザ あくろす会議室

参加費用:各回2,500円
(被曝対策レメディのお土産つきです)
テーマ別ですので、単発参加が可能です。

定員:先着15名
申込方法:info@@familiehomeopathy.com(←@を一つはずしてください)

(ファミリエホメオパシー:戸井みちよさん宛メール)
に参加者氏名・連絡先・参加希望回・日程を明記の上
お申し込みください。定員に達し次第、申し込みを締め切らせていただきます、お申込みはお早めに!

赤ちゃん連れOKの講座ですが、歩きまわれる月齢のお子さん同伴での参加
をご希望の方はご相談ください。

以上です。

ホメオパシー、といえば、晩年のハーネマン ―ホメオパシー創始者の到達点― (ホメオパシー海外選書) の翻訳本が出ました!!

丁寧に、一人一人の目の前の患者の、治癒をめざして取り組んでいたDr.ハーネマン。

晩年の9年間を過ごしたパリでの処方箋をみれば、まさに現代に必要とされている方法論だと思う方は多いと思います。

私たちは、もっともっとシンプルになって、もっともっと人間らしさを取り戻す必要があります。そうすれば、どんな大義名分も机上の空論でしかなく、どんな命もつながっていて、大切な真実がわかります。

もし、私たちが、何か一つでも犠牲にすれば、すべてが己に返ってくることを気づかせてくれる・・ホメオパシーは、精神に働きかけることのできる医学なのだと、改めて思いました。

付録には直筆の文献が残っています。戦火のドイツを生き抜いた文献を、大切に共有したいですね★

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2012年2月 3日 (金)

1本のペンとメイ牛山先生の美の意識

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みなさまはお気に入りのペンをお持ちですか??

先日、プライベートで六本木のメイス ガーデンスパに訪れた際、雑誌「文藝春秋スペシャル ~家族を守る」で、美容家のメイ牛山先生の記事を拝見しました。

現ハリウッドビューティサロン社長が、メイ先生の孫として、祖母の教えを語る文書になっています。

以前、ご縁があって、ある雑誌でメイ牛山先生のサロンを取材する機会がありました。

その折に、メイ牛山、という女性が、どれだけ、日本女性を元気に明るく美しくするために献身したパイオニアだったかを知ったのですが、今回この記事を読んで、改めて、メイ先生の美の哲学、仕事としてのこだわりを教えていただいた気がします。

メイ先生の言葉を一部ご紹介します。

「手書きのはがきや手紙は、時間がかかるし、失敗すると書き直さなくてはいけない。だから良いのよ。時間をかけて推敲した文書だから、相手の心に届くのよ。ラブレターなんか一発で書かないでしょ」

「本物の美は時間をかけて、美を楽しむ、ゆっくりとした時間が作るもの」

自然が育む美しさ、時を重ねることで生まれる美の世界を知っていたからこその言葉だと思います。

美しさとは、何度も何度も同じことを繰り返しながら、少しずつ無駄がなくなり身についてゆくもの。丁寧に、心を込めてを淡々と繰り返すこと。

メイ先生は、「100円のボールペンでは、100円の字しか書けないのよ。いいペンを使えば、自然とゆっくり、丁寧に、きれいに書こうという気になるでしょう。」と大学を出た後のお孫さんに伝えました。

「弘法筆を選ばず」ということわざもあり、熟達人は確かに、どんなペンを使っても上手な文字が書けるのだ思います。

けれど、、、字は、思いを読み手に伝える大切なメッセージでもあります。

大切な人に書く手紙に使うペンには、やっぱり100円では物足りません。
思いを伝えたいからこそ、大切なペンで、心を込めて思いを伝えたい。

自分のお気に入りの大切なペンの存在は、とても素敵だと思いました。
美容のプロとして、文字の美しさ、ペンの質にもこだわるきめ細やかなサービスが、やっぱりすごい。

メイ先生のサロンでは、今でも、お客様へのご案内のはがきや手紙には、直筆のメッセージを必ず添えます。

スタイリストさんも、エステティシャンも、ネイリストも、みんな心を込めて一筆一筆書いている姿を見ていると、お客様も、自分が大切にされている気持ちを実感できて、とても嬉しいだろうな、と思うのです。

当たり前のことなのかもしれませんが、私はまだまだできていないので、サロンとしても、たしなみとしても見習いたいなぁと思います。

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余談ですが、2年前、ある国の大使館に勤める男子大学生たちと交流した時のこと。

手書きのラブレターを受け取ったことも、書いたこともない、とのことでした。
今は、みんな携帯やパソコンのメールで、別れ話もメールで来ることがあるとのこと。

私たちの学生時代は、プリンターなど普及しておらず、せいぜい、タイプライターやワープロしかない時代。

愛する人に思いを伝えるために、何度も何度も、手紙を書きなおした記憶があります。
古臭いといわれようが、その思いでは宝物です。
今でも、もらった手紙は大切にとってあります。

そして、手紙を書いている最中に、「あ、やっぱり私この人のことそんなに好きじゃないや・・」と気が付いたり、逆に、頭の中でいつの間にか超かっこいいヒーローになってしまい、現実の彼とのギャップに落胆したり(笑)。

いずれにしても、手紙を書く、という時間は、自分の想像力(あるいは妄想力)が、自分の正直な心の内と向き合うことのできるひと時なのだと思います。

自分の気持ちの整理をつければ、自分の一時的な感情に左右されずにすみますし、例え、思いが通じなかったとしても、自分は伝えた、という達成感があるので、意外に早く立ち直ることができます。

1本のペンが、自分の人生のあらゆる出来事の文書を綴ってゆく・・。
1本のペンが、大切な方やお客様へ、思いを届けてくれる。
どんなシーンでも一緒の、一生の1本のペンがあるというのは素敵ですね。

写真は、ドイツのフランクフルトのボッシュ財団に保管されている約200年前のドイツ人医師の直筆記録です。
羽にインクをつけていた時代ともいわれていますが、、実際にはどんなペンを使っていたのかな。

皆さまの1本があったらぜひ教えてくださいね。

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