合法ハーブとトリップ
皆さんはどう思いますか?
ハーブを、純粋に薬草と訳し、「薬用に供する植物の総称(広辞苑)」とするのなら、その商品には、必ず、植物の学名が必要です。
これは、土から生まれた自然の恵みである植物由来であることを証明する、学術上の決まりです。
私のPCで2012年7月1日現在、「合法ハーブ」で検索してみると、いずれの商品も、その製品を構成する植物の学名すら載っておらず、商品イメージのENGLISHの横文字ばかりです。いわゆるイメージそそる、現実逃避の単語ばかり。
タイトルを挙げてみると、「レッ○スネーク」、「エクスタ○ーエナジー」、「スケル○ン」、、、そのタイトルは妄想力を掻き立てる効果はありそうですが、中身の成分は全く謎です。
英名のタイトルになっている蛇にも骨にとっても、本当に迷惑な話・・。
また、この合法ハーブには、5世代、6世代が出ているようです。私の理解の範囲ですが、効き度がUPしたという理由が、世代交代の理由のようです。
もし、1年草であるミントが使われているのあるならば、5世代というのはあり得えないでしょう。
なぜなら、メントールを含むミントが属するシソ科は、人類よりも前に存在しています。ならば、人類史上50万年以上よりも、もっともっと前からの世代と呼ばなければならないはず。
この合法ハーブ、サイトを検索する限り、何の規制もなく、法に触れないところで、ハーブという美しい響きを利用している、違法の商売にしか見えません。あるいは、ハーブの実力を知る業界のバッシング行為かな。
そして、この「合法ハーブ」という単語を、何の説明もなく流す、各種のメディア。
ただ、違法だと、流す資本主義の飼い犬情報。
「なぜ、合法ハーブに手を出してしまう人がいるの?」
私たち人間なら、誰でもが持つ淋しさや弱さを、どうして理解しようとしないの?
合法ハーブで、確かにトリップして、楽しい時間を過ごせる人もいるのかもしれない。
それならば、それはそれで役割があるのだろう。
それに、原発を再稼働するような日本国に、合法ハーブを規制してくれとも思わない。
それよりも、合法ハーブが必要な人に伝えたい。
中身がなんだかわからない、高い合法ハーブを払うお金と気力があるならば、本当のトリップ=旅をしてほしいと願う。
「(広辞苑)トリップ【trip】=
1、短い旅行。遊覧。
2、幻覚剤使用による幻覚状態。」
合法ハーブのような、中身がわからない成分の餌食になってしまったら、お金を払い続けるだけの人生になる。自分の人生は、精一杯自分で舵どりしてほしい。たった一度の、人生だよ。
今の日本に居ては、病むばかり。
上司が嫌なら、家族が嫌なら、この世の中が嫌なら、それは、「今のままじゃいけないよ」と、自分自身の人生を歩むチャンスを受け取っているも同じこと。それは、大いなる進化です。
その勇気を、本物のトリップに使ってほしい。
もし、既に使っていて、自分を責めていたとしても、手を出した勇気、手放す勇気を試す機会が与えられたと思ってほしい。
そういう勇気が自分にあったこと、あの時は、自分がベストだと思って選んだ選択肢だったこと。私たちは今に生きているのだから、過去を変えることはできない。だから、決して自分を責めず、それと同じように人を責めず、一歩前に進んだだけだと思えばいい。
合法ハーブなんかにお金を払うよりも、広い広い世界を見てみれば、自分の役割が明確になってくるはず。
そして、ハーブは、お金を払わなくても、この豊かな日本の土壌には、春~秋にかけて、わんさか育っている。ドクダミ、シソ、オオバコ、カキドオシ、梅、琵琶、いちぢく。。。東京に住んでいる私にですら、簡単に手に入る薬草にあふれている。
もし、近くに、ハーバリストがいるなら、聞いてほしい。
「ハーブは、使い方次第で、身を滅ぼすことも、活かすこともできるのか?」と。
合法ハーブでは、見つからない答えが待っているはず。
合法ハーブに手を出す勇気があるのなら、その勇気を、もうちょっとだけ外に、使ってみませんか?
このサイトを見てくれたハーバリストの方には、合法ハーブという名で、ハーブの汚名をきせるこの日本の実態を、現場のクライアントに直接伝えてほしいと、心から願います。
クプクプ ホリスティックアロマテラピー&フラワーエッセンス
↑アロマテラピー&フラワーエッセンスはバランスを整え癒を促す
自然療法です。
美容、解毒、体質改善、リラクゼーション、自然治癒力を高める
ホリスティックな施術を心ゆくまでお楽しみください。
| 固定リンク
「【自然療法】イベント・上映会・セミナー」カテゴリの記事
- 祝!「ホメオパシー探究コース」スタート記念交流会 with 椿(2021.04.18)
- 頭皮ケアno1ハーブ「ヘナ」体験会(2020.12.17)
- 今日は時間を外した日(マヤの暦)(2020.07.25)
- 死への理解を深めたい時に「チベット死者の書」(2020.07.01)
- 『蘇生Ⅱ』上映 ~あなたの元に必要な助けが届きますように~(2020.03.03)
コメント