インドのドキュメンタリー映画「薬は誰のものか」
インドのドキュメンタリー映画「薬は誰のものか」の日本語版が発売され、上映会もスタートしました。
増え続けるガンや様々な病気。生活は豊かになった、とされているはずなのになぜ?
気がついたら、真実を知り、今までの方法から学び、失敗を受け入れ、前に進む変化をし続ければいい。
AIDSは、20年前には、日本にも治療方法のない恐怖の病気でした。
けれど、今は、薬である程度改善できることが解っている。
けれど、今は、薬である程度改善できることが解っている。
それなのになぜ、今もなお、ある特定の国には、エイズ患者に薬は届かないのだろう?
それをコントロールしているのが、日本を含む大手製薬会社だと明らかになったとき、私たちはどう行動したらいいのだろう?特許で守られ、助かる命が助からない。
改善されると解っているエイズの症状に効く薬を、利益のために出し惜しむ。
こういった仕組みは、やっぱり変えてゆきたい。
この20年で、多くの努力が積み重ねられてきました。
映画にはその努力の一部が紹介されています。
映画にはその努力の一部が紹介されています。
私はこの映画を観て、改めて決意しました。
●自発的に人工的な薬は摂らない
もし摂る場合も、その薬の原料を確認する、そして、摂る期間を決める
●自分の身体の主治医は、自分であることを自覚する
そもそも、なぜ、エイズという病気が、貧困と呼ばれる国々に蔓延したのか?
そして、なぜ、エイズの薬で副作用も無く改善できるのか?
その裏にあるものはいったい何なのか?を探求したくなりました。
また、新薬に期待し、依存し続ける私たち現代人の病気への考え方についても、改めて見直す時代なのだと思いました。
エイズで苦しんでいる人々の多くは、貧しい国と言われていますが、資本主義経済が、貧困を仕向けているだけで、実際には自国で全てをまかなえる豊かな国土を持ち、歴史、叡智、哲学を持つ国々でもあります。
この映画で、感銘を受けたのは、ジェネリック医薬品のインドのシプラ社の取り組みです。ガンジーの独立の思想は、ガンジー亡き後も、ずっと生きているのです。
「
インドは建国以来、マハトマ・ガンジーの教えから、
『自国で医薬品を製造できてこそ、真の独立国家』という思想が根付いています。
シプラ社は、その考えのもと、安いジェネリック医薬品を製造するメーカー。
2001年、社長のユスフ・ハミード氏は、ラブ(アメリカの活動家)の要請の応えて、採算度外視で『一日1ドル』のジェネリック医薬品を製造。エイズで苦しむ途上国の人々に大きな希望を与えています
」
エイズもインフルエンザも、どのような病気も、誰一人無関係ではいられない、一つの症状です。現代のように、人間の幸せ、三位一体の健康を知らない医学の下で作られる新薬で、改善できることは永遠にないでしょう。
差別するのではなく、新薬に望みを託すのでもなく、私たち一人一人の、生き方の選択肢に、エイズの薬に対する答えはあるのではないのでしょうか。エイズ治療薬と薬の在り方、貿易、協定についても、この映画で学べることはたくさんありました。
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