薬剤耐性(AMR)対策
日本橋のチルドリンさん主催のイベントで、東京大学医学部附属病院の薬剤師、高山和郎先生のお話を伺いました。
厚生労働省では、抗生物質・抗菌薬が効かなくなる未来に立ち向かうため、日ごろから手洗いとのどエチケットをすることで、抗生剤を乱用しないように呼び掛けています。
抗生物質や抗菌剤は、薬剤耐性がつきやすいので、乱用し過ぎると、いざというときに効かない、ということです。
ガンダムが正しい服薬をPR!のページにわかりやすく説明されていましたパンフレットを一部紹介します。
「"かぜ"には抗生物質が効く」
「抗菌薬をもらうと安心する」
「よくなってきたから抗生物質をやめよう」
「余った抗菌薬をとっておこう」
答えは、
”かぜ”の原因の多くは、ウィルスであり、抗生物質・抗菌薬は効きません
抗生物質・抗菌薬は細菌を退治する薬です
です。
抗生剤の飲み方、間違えないで!と伝えてくれていますが、石頭の私たちは、一度覚えてしまった癖をなかなか、変えることはできません。
しかしながら、自然療法では、薬は、ほとんど最低限しか飲まないので、抗生剤を飲むといったら、公衆衛生が行き届いている現代の日本においては、手術の時くらいでしょうか。
ちなみに、日本の水道水は、塩素がたっぷり入っているので、それで手を洗っても、殺菌効果はあるでしょうね。使い続けると経皮毒の問題も出てくるほど、入っているそうですよ。
いずれにしても、AMR対策でもわかるように、薬の乱用については、薬剤師も医師も、本気で考えいます。
利用者であるわたしたちが、薬の飲み方や、実際に飲んでどうなったかなどのフィードバックをして、次世代に残す薬の質を高めていきたいと思います。
私たちの身体の70%が水で構成されていて、
私たちの細胞の90%が微生物で構成されているとしたら・・。
抗生剤によって、人類は救われてきた事実からすれば、抗生剤は本当に有難い薬です。
だからこそ、本当に必要なときにだけ(人生に3回程度でしょうか)、お世話になり、その本領を持ち続けてほしいです。抗生剤に代わる薬は、今のところないでしょうから。
そのためには、私たちが、抗生剤の役割と副作用、人体の微生物のバランスを理解し、どう使うかを実践してゆくことが大事なんですね。
クプクプでご提供している、アロマテラピーの施術は、体を癒し、免疫力を上げるのにとても効果があります。風邪をひきやすい、疲れやすい、薬を減らしてゆきたい、と感じる方は、ぜひ一度、アロマテラピーをお試しくださいね。心身のバランスが回復されるのを、実感していただけますよ。
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