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2018年7月 4日 (水)

1961年出版「ホメオパシー療法」貸し出しまーす

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写真はミュンヘンの有名な薬局にて。
ホメオパシーのディスプレーが美しく並べられていました。

京都大学医学部を、1946年に卒業した医学博士「坂口弘先生」の著「ホメオパシー療法 (1961年)(医歯薬出版株式会社)」のコピーを分けて頂きました。もちろん絶版です。ちょっと拝読しただけでも、とても貴重な本とわかります。

この情報を分けて頂いた、体、精神に役立つ情報を発信ビイング・ネット・プレスさんに改めて感謝申し上げます。

ホメオパシー、鍼灸、自然療法にご興味のある方に、貸し出しますので、クプクプにご来店の際、お声がけ下さい。

坂口弘先生の著者略歴には、「1954~1955年にかけてドイツ鍼灸医学会副会長Schmidt博士の招きで、東洋医学指導のため滞独、その間、1955年1月より、ボッシュ病院長Leeser博士に月、ホメオパシーを学ぶ。」とあります。

また、序文には、大阪大学医学部助教授 高橋新太郎先生が、下記のように寄せています。


 ホメオパシー治療学の創始者サミュエル・ハーネマンは、19世紀初頭のドイツの医学会からは御多分にもれず異端者としてずいぶんひどい悪口罵声をあびせかけられながらも、その節を曲げずに生き抜いた人であった。

 そしてこのハーネマンの着想は、彼の近世初頭における鬼才、パラツェルズス(パラケルススだと思われます)のアイデアとは無関係とは思われぬ多くの類型を持っている。

その共通点は既成の理論や学説に泥まみれることなく、忠実に経験的事実を、事実として伝承しようとした点であり、そのゆえに既成の学説に不必要と思われるまで反対し、抵抗した。そのためにかえって彼自身がそのドグマのとりこになった点もあった。

しかし、ここで見失ってはならないのは、いつの時代、いかなる国であっても、治療医学の究極の目的と使命は、病める人間の苦悩も医し、生への望みに勇気ずけることである。・・・略・・・

坂口氏の漢方診療に、ホメオパシーがどのような影響を持つか、この著は、一つの試金石であると共に、日本におけるおそらく、初めてのホメオパシー治療学の紹介の書であると思う。1961年7月10日」

今から、57年前に出された貴重な本のコピー。110種類のマテリア・メディカが紹介されており、とてもシンプルに紹介されている印象を受けます。

私の本棚で、ただ眠っているのはあまりにももったいないです。他の本も、使っていないときは、貸し出しますので、お声がけ下さい。もちろん無償でのレンタルですが、感想文はよろしくお願いしますw。

Wikipediaには、下記のように紹介されていました。

坂口 弘(さかぐち ひろし、1921年 - 2003年)は、日本の内科医。東洋医学の発展に貢献した人物の一人。

埼玉県川越市生まれ。1941年東京帝国大学理学部に入学。その後東北帝国大学に転入学した。その後、受験勉強等の無理で体調を崩したとき、陰陽の思想、食物と健康、漢方と鍼灸などの考えを知り、医者となってこれらのことを研究する必要があると考え、医学部に進む決心をし、1942年京都帝国大学の医学部に入学した。在学中に細野史郎と出会い、卒業後もともに漢方の研究を行っていく。1950年に日本東洋医学会が設立され、細野とともに参加した。1973年には聖光園の院長や日本東洋医学会の理事長に就任する。2003年に死去。

ビイング・ネット・プレスさんにも、気になる本が沢山です!!

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↑この写真は、ハーネマンが生れたマイセンにて。

263年前に生れたドイツ人が体系づけたホメオパシーを慕って、57年前に出された本が手元に届く不思議。

何かに夢中になるというのは、やっぱり、面白事が起きますねw

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