「迎体」と「抗体」を受け入れる
去年出版された1冊の本には「クプとギプと上手にかぜをひく子1 ~痛くない未来の注射~ (マグノリア文庫)」。
この本の著者は、小児科医として数多の患者さんたちとの対話を通して、ウィルスとワクチンについて20年以上研究されてきました。
この本には、ワクチンの賛否は一切かかれていません。
ワクチンにも役割があり、その歴史を理解し重んじることが大事であること。
そして、ウィルスや細菌の立場と役割を理解しようと努める稀有な本です。
「ウィルスに対しても尊敬と信頼をもち、歓迎し、(迎体をつくる)ことがこの時代に生きる者の役目」だと述べられています。
目に見えない小さな存在へ、恐怖ではなく、受け入れる心を育てる。
著者の山本先生は、常に、ワクチンを接種する人、接種しない人、双方への配慮を持って語られます。
●高齢者の摂取に関して
「
高齢者がワクチンを打つことは、過去の遺産を(恩恵もリスクも)その腕で受け止め、
次世代にマイナスが行かぬよう、時には死や重篤な副作用をもって、
意識的・無意識的に行動していることだと思います。
」
副反応のリスクは、どのようなワクチンにもつきものの中、
死のリスクをもって次世代の為に命を捧げる。
こういう視点があることに、わたしも安堵しました。
●ワクチンを打つときに不安を感じるのならば
「
ワクチンを打つことに不安を持つ人たちへのアドバイスとして、
私は「初回は右腕に、2回目は左腕に」とお伝えしています。
利き腕がどちらでも男女どちらも同じです。
もちろん左右どちらから始めても間違いではありませんし、
打つ・打たないのどちらの決断でも、その決断の通りに、
体で常に活動する霊的存在たちの力は、
本人をサポートし続けていますので、
不安や否定感を減らしていくことが大事だと思います。
まず自分の腕にワクチンを迎え入れる決意、
半歩前に出る勇気が副作用を軽減します。
」
否定や不安感を減らしていくこと、これが最も大事だと思います。
そして、自然治癒力は、私達が心配する副作用よりもはるかに違う次元で働くと私も思います。
広島原爆の被ばく現場は50年は不毛地帯になると予測されていましたが、
スギナがその大地を緑で覆い、カンナ、夾竹桃、柿、青桐などの植物たちが再生したように。
自然療法に20年携わってきた者として、今最も大事だと思うことは、
●深刻になりすぎずに、笑えるゆとりをもつこと
●自分と違う考えを持つ人に対して湧き出る感情を自分自身で癒すこと
●すべてに対して意見の相違を認めあい、自分自身を自由な思想で満たすこと
●自分の人生の使命に気が付いたら、それにひたすら集中すること
●決断を信じ、柔軟に穏やかに行動し、未来は神に任せること
の5つです。
ワクチン、ホメオパシーは賛否両論の的であり、そのことで一喜一憂した時代もありました。
個人的な体験でいえば、福島の原発事故がきっかけでした。
原発に関して、政府の対応とメディアの情報、現場の状況はかけ離れているようにみえました。
何度も福島に足を運ぶ度に、解決を歩んでいないようにみえる状況に絶望したこともあります。
そして、本来なかった分裂と対立が生まれていくように見えました。
でもそれは、私の中の問題だと気が付いていくようになりました。
賛否を突き詰めようとすれば、自分と考えが違う情報に対して湧き出る
「怒り、憤り、絶望感」が、まさに自分自身を分裂に追い込み、自然治癒力を妨げるのです。
人間は誰でも、心の底から湧きいずる決断を選ぶだけでいいのです。
どのような選択であれ、自分の心からの声で決めたことであれば、他人が干渉する余地はないのです。
フラワーエッセンスでも、このように考えています。
わたしたちが、自分や愛する人を傷つけてしまうのは、この干渉から生じていることが多いのです。
わたし自身、今回のワクチンについて、葛藤する出来事が起きました。
これらの自然療法的な考えがなかったら、悲しみや怒りを鎮めるのに時間を要しただろうと思います。
↑5/29の代々木公園(星野光代さん撮影)
下記、感染症参考までに。
★フラワーエッセンスのコンビネーション★
●ミムラス
●オリーブ
●ウォルナット
●スターオブベツレヘム
●クラブアップル
★ボディマップ(二の腕に対応するレメディ)★
●パイン(左肩)
●ウィロー(右肩)
●ワイルドローズ
~願わくば、人間が、野に癒しのハーブを授け給うた創造主の慈愛に、いつも喜びと感謝を抱かんことを。
(twelve healers & the other remedies【1936】by Edward Bach)
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コメント
予防接種を 受けるにしても 受けないにしても しっかりと学んで理解したうえで 自分の考えで決めてほしいと思います 職業柄周りへの配慮で仕方がない方々がいるのも わかりますが 皆んながするからとか しなくてはいけないからと 流される様な方向ではないのがのぞましいと思います
また今ワクチン接種者からの影響による体調不良が 言われ始めていますが ホメオパシーで何とかできる部分もあるので 接種した人 しない人と二分することなく 深刻になりすぎずに 笑えるゆとりを持って おだやかに暮らせる日が 早くくるといいですね
投稿: 加藤順子 | 2021年6月 6日 (日) 22:07