深刻な海のプラごみ汚染 ~ふろしき生活という解決策
↑プラスティックが漂う海の写真。
私が幼少期の頃は、自然界に所属する動物たちが人工的なモノに囲まれている写真をみる機会は、あまりありませんでした。
既に、生活は、プラスティックが在って当然で、サランラップ、タッパー容器、ストッキング、フリースの洋服、ペットボトルなどに溢れていました。
便利で軽い、プラスティックの生活が、こんな風に、海に住む動物や小さな命に(それはもちろん、大きな体格の命にも影響してゆくのですが)影響するなんていう想像力は、ちっとも、持ち合わせていませんでした。
↓オランダの少年が、日本の海のプラ問題で活躍してくれる映像。
彼の決意の目には、命に対する真摯なまなざしの火が宿っていて、心が打たれます。まるで、海王星から来て、海の命を守る尊い使命を果たす目的で、この地上におりたったような、そんな映像です。【The Ocean Cleanup】
決心すれば、過去の常識も、机上の空論も、何も邪魔しないことを教えてくれます。
そして、このプラスティック問題の解決策は、わたしたちの毎日の生活次第という現実。
子どもの頃から、プラスティックに頼って育ってきた世代ですので、今更、プラスティックだけを悪者になんて、出来ません。プラスティックに出来る恩返しは何だろう?
今身近にあるプラスティックを大切に使って、環境汚染のない素材の生活を復活させること。
そんな生活を、大学生の時から続けているのが、ふろしき王子の横山功くん。
身につけているモノに、シャラシャラする音の素材はなく、綿や麻などの天然素材。
ふくろも、げたも、循環できる素材を、もう20年近く続けていらっしゃいます。
マイクロプラスティックの問題を解決するのは、私たちの生活次第。
ふろしきという解決策で、まったなしの海の環境を、変えていきましょう!
日付 11月17日(土)
●午後(お茶菓子込) 14:30~16:30 場所 岩戸南クプクプフレンドハウス
定員 各回8名さま(お子様連可) *残3名
参加費 4,000円
●チェック
現在の重心の位置
体を安定・不安定
重心と骨盤のゆがみ関係
●マスター
スタイルがよくなる「ナンバ歩きと忍者はしり」
スマフォ疲れを解消!「手押し相撲 」
環境への負担を少なく「風呂敷の使い方とプラスティック減生活」
海の生き物たちは、人間の老廃物だけではなく、生活から生れる自然界に存在しない、廃棄物を、浄化してくれています。
シュタイナー博士の医術アントロポゾフィー実践医である、内科医山本忍先生の本「心臓の秘密」には、魚は、人間が汚す、海と空をきれいにしている、と述べられていました。
本当にその通りだと思います。
私たち人間は、海や山に限らず、この地上に生きる多種多様な命を犠牲にして生活しています。それは目をそらすことの出来ない現実です。そういった現象を届けてくれる、テレビやパソコン、スマートフォンの中に、レア・メタルと呼ばれる、地中の中にいた、かけがえのない鉱物が存在し、再利用をしないので、そこに生きている先住民や動物たちが、その生活の場所を追われている。夢の国なんて、この地上にも、宇宙にも、どこにもない。自分で、今この瞬間の選択肢を変えてゆくしかない。
「深刻な海のプラごみ汚染」、「マイクロプラスティック」の問題には、まったなし。の人類共通の課題です。
ふろしきという解決策で、一緒に実践しましょう!
★11/5の東京新聞情報から↓
●2030年までに、EUではプラ容器・包装材の使い捨てをやめる方針を打ち出しました。
●6月にカナダで開かれた先進七カ国(G7)で、プラスティックゴミを減らすための「海洋プラスティック憲章」が示されたそうです。欧州勢、カナダが署名する中、アメリカと日本は、署名を見送ったそうです。
日本国はプラスティックを減らす憲章に同意できないそうです。
でも、わたしのまわりの日本人の友人は、既に、プラスティックレス生活に取組んでいます。この矛盾の壁が、低くなることを願います。