響きの杜お盆特別企画2 「バイオダナミック 農法」
響きの杜 お盆~迎え火・送り火~特別企画(札幌)の二日目は、ドキュメンタリー映画「ヒト ・ウシ地球 - バイオダナミック 農法」上映会でした。
↑「イランカラプテ」。札幌の『響きの杜』スペースへようこそ
!
生命力あふれる作物を 育むこの自然農法は、北海道でも既に実践 されています。
哲学者であったルドルフ ・シュタイナー博士が、1924年に、ポーランドの農場で、8回に渡って行った「農業講座」が、原点です。それを、農業に携わる方々が、脈々と発展させました。
このバイオダイナミック農法の魅力は・・・
●動物と人々が協力し合うコミュニティが生まれること
●持続可能な循環スタイル
●天体の運行にあわせた農業歴
●「渦」の利用
●水晶、雌牛の糞と角や、牡鹿の膀胱を用いた調剤薬
後半が、怪しすぎるのですがw、けれど、学べば学ぶほど、理にかなっていて本当に驚きます。
アロマトピア最新号149号でも、山本忍先生と尋ねる「シュタイナーの世界」③の連載記事を、掲載していただきましたので、一部をご紹介します。
続きは、本誌でお楽しみ下さいね♪
バイオダイナミック生物育成ガイド イザラ書房より抜粋↓
バイオダイナミック調剤ー惑星
●農地施用調剤
調剤番号 |
名前 |
目的 |
作り方 |
使い方 |
500番 |
牛角牛糞調剤 |
大地との結合 |
雌牛の角を用意し、健康な授乳牛からの、化学物質を含んでいない新鮮な糞を詰める。秋にその牛角を排水性の良い肥沃な表土の中に埋める。 |
夕方、竜巻状撹拌したら、一定の手順で歩きながら、箒状のものに混合水を浸し、大きな円弧で箒を振り回しながら表土上に散布する。 |
501番 |
牛角シリカ調剤 |
太陽との結合 |
透明な水晶(二酸化ケイ素)を粉砕し、雨水を含ませた混合物を、雌牛の角の中に詰め込み、粘土で封をした後、夏の間地中に放置して秋に乾かす。 |
調剤を雨水に混合し、朝もやが消えかかるときや朝露が蒸発しかかるときに外気中へ噴霧する。 |
●堆肥調剤
調剤番号 |
名前 |
惑星・元素 |
作り方 |
目的 |
502番 |
ノコギリソウ |
金星 カリウム |
摘んだ花部を雄鹿の膀胱に詰込む。夏中日当たりが良いところにかけておく。秋に土中に埋め一冬放置する。 |
土壌の生命力を回復させ活気を与える。 |
503番 |
カミツレ |
水星 イオウ–カルシウム |
日が上がり夜露がなくなる午前中に若い花を摘む。間接的な日光で乾燥させ、冷暗所で秋まで保存する。 |
土の中の窒素を安定させ、植物の成長を刺激する土の生命を増加させる。 |
504番 |
イラクサ |
火星 ギ酸-鉄 |
花が咲く前に茎葉を採取する。乾燥させ、秋まで保存後、素焼きに入れて健全な土壌中に埋める。 |
鉄の放射エネルギーに霊(精神)的知性をもたらす。 |
505番 |
ナラ樹皮 |
月 カルシウム |
採取した樹皮をパン屑大に粉砕する。それを羊や山羊、雌牛の頭蓋骨に入れ、秋に土に埋め、春に掘り出す。 |
菌類による攻撃など過剰な成長力に対する植物の力を強める。 |
506番 |
タンポポ |
木星 |
早朝に半分つぼみ状態の新しい花を摘む。風通しの良い暗いところで乾燥させる。 |
植物が光合成を行う際の光の吸収能力を高める。 |
507番 |
カノコソウ |
土星 リン酸 |
乳鉢と乳棒で花部をすりつぶす。1:4の比率の雨水で薄め、軽く蓋をしたガラス容器に入れ濾す前に1週間日光の下に置く。 |
早霜や遅霜から作物を保護するのに役立つ。 |
引用終わり
※調剤の作り方は、作り手や地域によって異なる場合があります。
※細かなことは省略し、一部編集しています。注意点なども省略していますので、実践される場合は、必ず専門書をお取り寄せください。
そして、この日は、福島のマグノリア農園の畑で育った、ホーリーバジルのハーバルエッセンスで、マグノリアカフェタイムも共有しました♪みなさまとのお話、とても楽しかったです。
ホリスティックな統合医療を実践する『響きの杜クリニック』の気功マスターでもある西谷先生を始め、参加者の皆さまと共有した、渦の秘密の映像を下記に。
私たちの所属しているこの太陽系システムは、70000km/hrで移動している?!
太陽も動いていたなんて!私たちの惑星・地球も、太陽系スぺースシャトルの一員として、ものすごいスピードで移動していただなんて。信じられますか?もちろん、信じる、信じないは自由です。
私自身は、太陽が止まっているのかも移動しているのかも考えたことものなかったので、もうその固まっている自分の思考の方が、信じられませんでしたよw
渦の秘密、ご堪能いただけましたか?
「バイオダイナミック農法」は、チェルノブイリ原発事故後、 EUでは「放射能汚染の軽減及び、防除効果を持つ有機農法」のひとつとして、広く知られるようになりました。シュタイナーの千里眼。すごすぎます。調剤を入手することは可能ですので、チャレンジしてみてくださいネ。
シュタイナーとその後継者の皆さんが残してくださった、自然界の叡智がつまった農法を、北海道の大地で共有する、素敵な時間となりました。多謝。
9/15は、町田にて、上映会を予定しています。
どうぞ、ご参加ください。
渦の秘密といえば!↓
ホメオパシーの上映会も、響きの杜にて、8/22の夜にご覧いただけます。
次回は、3日目、山本忍先生の「マグノリア農園」と「心臓の秘密」をお届けします。