山本忍先生と尋ねる「シュタイナーの世界」(6):目に見えない放射能時代を生きるためのアントロポゾフィーの叡智
aromatopia No.152
2019/1月号(vol.28/No.1)
【特集】音楽療法 ―音やリズムが持つ力
に
「
・最終回
山本忍先生と尋ねる「シュタイナーの世界」(6):目に見えない放射能時代を生きるためのアントロポゾフィーの叡智
…樋渡志のぶ
」
執筆しています。
2019/1月号(vol.28/No.1)
【特集】音楽療法 ―音やリズムが持つ力
に
「
・最終回
山本忍先生と尋ねる「シュタイナーの世界」(6):目に見えない放射能時代を生きるためのアントロポゾフィーの叡智
…樋渡志のぶ
」
執筆しています。
2016年元日に他界した明治薬科大学名誉教授・大槻真一郎先生は、私の自然療法の師匠のお一人です。
先生の書斎は、薬草や石、古今東西の専門書、美しい植物や不思議な写真集がいっぱいでした。
その広大な知識は、時に、薬草の範囲を超えて、宇宙、鉱物、動物とのつながりを広げ、紀元前や中世に誘ってくれました。
植物は、英語で「フィトテラピー」と発音します。
「植物は、芽を出すとき、『ヒュッ』と音を鳴らすから、『フィト』と発音するのですよ」、と教えてくれたのも先生です。
専門的な知識よりも、まずは、薬の原料となる素材の生命や神話、人間との歴史を大切にすれば、自ずと理解が深まることを教えてくれたのです。
好奇心旺盛な先生は、少年のように目をキラキラさせて、他愛のない話にも耳を傾けてくれ、知識も人脈も惜しみなく、私たちに分けて励まして下さいました。有難うございます!
大好きな先生。私も先生のように、人を励まし、役に立てる人間になりたいです。
天国から、見守っていてくださいネ。
旅先のネイチャーガイドに教えてもらったドキュメンタリー映画【カンタ! ティモール】。クプクプでも定期的に、上映会をしています。
映画は、この作品の女性監督が、旅先の東ティモールで聴いた、ある歌から始まります。その歌が、インドネシアとパプアニューギニアの間に在る、恵み豊かな東ティモールの記憶を蘇らせる・・。
その過去は、決して、歓迎したいものではありません。1970年代後半から独立する2002年まで、20年以上もの長い年月をかけて、インドネシア軍に弾圧され、1/3の命が失われたといいます。家族や仲間を葬ることが許されない統治下で、墓碑の代わりに、自身の体に入れ墨をした人も。
わたしも、バリ島には何度か、訪れたことがあります。美しくのどかなこの島から、飛行機でたった一時間の場所で、こんなにもたくさんの命が失われていたのだと知ったとき、罪悪感すら感じました。
でも、、、
この作品では、このような悲しいわたしたち人間の過去を、決して責めたりはしない。けれど、沢山の過ちを犯しているわたしたちができる、たったひとつのことを教え続けてくれるのです。
この作品には、アニミズム、シャーマン、祈り、人間、自然のメッセージがたくさん詰まっています。
森羅万象に神が宿り、ルリック【自然の力】、そして、人間の本当の存在意味を思い出すように訴えかけてくる、自然療法とも深く通ずる作品でした。
特に印象深いのが、「テベ」(踊り)。
https://www.youtube.com/watch?v=ORQtG-qeFVI
テベとは、脱穀の際の踊りだそうで、みんなで輪になり、リズムカルに美しく、大地に踏みならして歌い踊ります。
東ティモールの人々は、辛い経験の中で、足を踏みならしてテベを踊り、気持ちを一つにして結束を固めたそうです。
この行為は、まさに、身体の希釈振盪と同じではないでしょうか?
怒りや恨みや憎しみを手放し、純化され、赦し、という最も難しく、最も美しい人間の本来の特性を、高めたのではないだろうか?と思うのです。
インドネシア軍たちが、東ティモールの人々に、させたくなかった理由は、彼らが無敵の騎士に変わるからだったのかもしれません。
そして、彼らを襲うインドネシア軍の兵士に対して、「こんな無意味なことはやめよう」と、話しかけ続けたといいます。そうするうちに、インドネシア軍の兵士たちが、兵器として武器だけではなく、薬もあてがわれていることが分かったそうです。
うなずけました。でなきゃ、あんな残虐な行為は、絶対にできないはずです。殺しあいたい人間なんて、どこにもいないのですから。
東ティモールが、今世紀初の独立国であるということは、ギフトとも言えます。
この国の勇気と、希望を、ご一緒しましょう!
●映画紹介●
舞台は南海に浮かぶ神々の島、ティモール。
ひとつの歌から始まった運命の旅が、音楽あふれるドキュメンタリー映画となった。
この島を襲った悲劇と、それを生き抜いた奇跡の人びと。その姿が、世界に希望の光を投げかける。
当時23歳だった日本人女性監督は、...人びととの暮らしの中で現地語を学び、彼らの歌に隠された本当の意味に触れてゆく。そして出会う、光をたたえるまなざし。詩のようにつむがれる言葉の数々。
それは観る者の胸をそっと貫き、決して消えない余韻となる。
日本が深く関わりながら、ほとんど報道されなかった東ティモールの闘いをとりあげた、国内初の長編。自主映画ながらも感動は国境を越え、5カ国100カ所以上の試写会で会場が心を震わせた、愛すべきエチュード。
関連サイトhttp://www.canta-timor.com/
去年、父島のネイチャーガイドさんが教えてくれた映画。
自然への想い、植物への想いを共有している中で、教えてくれました。
縁あって、クプクプでも、上映させていただくことになりました。
ご参加、お待ちしています。
「平和とは・・
お金で買えるものではない
演説でもない
政策でもない
平和とは暮らしそのもの」
映像が語りかけてくる優しさと美しさ。
当時23歳だった女性監督も魅力です。
東ティモールは、2002年5月20日に、独立した21世紀最初の独立国です。
四国よりも小さい面積の国土に、100万人強の国民が暮らしており、首都のディリに、そのうちのおよそ20万人が集中しています。
バリ島からも飛行機で1時間。
美しい島々の一つ「東ティモール」に、国際社会はどうかかわったのか。
彼らの生き方は、私たちが失いかけているものを教えてくれます。
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=vQ-e_RNEOoI
第零回上映:2016年2月27日(クプクプにて)3名さま
第一回上映:2016年3月20日春分の日(クプクプにて) 7名さま
第二回上映:2016年4月20日穀雨の日(みさとやにて) 8名さま
第三回上映:2016年4月25日霜止出苗日(ひびきの杜ポポロにて) 6名さま
第四回上映:2016年5月10日一粒万倍日(クプクプにて) 予定 7名さま
渋谷の道玄坂にあるアコースティックライブバー七面鳥
怪しい匂いのする?!繁華街にありながら、ドアを開くと・・、ハーブの香りのする癒しの空間です。女将がアロマセラピスト♪なだけあって、のどを癒すハーブティなども用意されています。
さて、そんな妖しい空間で、恒例の「魔女の館」が開催されました。
自然療法に馴染みのない方に、各種セッションをお試し価格で体験できる機会としても知られつつあり、とても嬉しく思います。
今回は、季節の変わり目、地球のエネルギーシフトの時代だけあって、ディープな悩みが多い方が来てくださいました。
フラワーレメディ、アロマテラピー、カフェキネシ、マヤ、レイキ、リーディングなど、分野が違うヒーリングをいっぺんに受けることができるので、癒しの効果も高まります。
クプクプは、下記の内容で参加させていただきました。
●フラワーエッセンス体験セッション
●フラワーエッセンス作り
●魔女度UP!「なでしこバイブル」プチセミナー
●精麻で神縄プチセミナー
●布ナプキンの販売
前回に続き、「精麻の神縄作りプチセミナー」や「月経美心プチセミナー」には、20代の女性やハーブのプロフェッショナルの方に参加していただきました。
そして、占いサロンウィズの浩美さん から、素敵なプレゼントが。
なんと、精麻のブレスレット。DNAのらせんのように編んだ素敵なデザイン。
前回の神縄作りがきっかけだったそう。手作りの温かさ、太陽の女神「植物」のブレスレット。ありがとうございました!
精麻は、神道に用いられる大切な植物のひとつ。特に、自真に戻るための、払い、禊の力を貸してくれます。もちろん、それらはともに自分自身の問題ですが、植物の力を借りれるのはとても心強いですネ。植物と人類の歴史と関係は、知れば知るほど感激がいっぱいです!
次回は、2016年秋を予定しています。
皆さまとの再会と出会いを楽しみにしています♪
「魔女の館@七面鳥」
~占いから自然療法、美容まで。プロフェッショナルのセッションをワンコインで体験~
※事前予約のお客様には1セッションサービス
※入場料2000円、当日は500円でワンコイン制で、各種セッションをお受けできます
※5000円前後で、同日に、複数のセラピーを体験できる、大変お得なイベントです
蝶の模様は、どんな織物にもかなわない、完璧な美しさ。
その美しさの秘密はいったいどこからくるのだろう・・。
フクロウの目をいくつも持つ翅。
幼虫に擬態する蝶。
木の葉や枯葉になりきる蝶。
もう、今までの視点で、蝶々を観ることができなくなってしまいます。
「フィリップ・ハウス
昆虫の行動と生態を専門とし、研究論文と一般向けの書籍を発表。
環境に優しい害虫対策の開発にも従事し、
数々の賞と大英帝国勲章OBEを授与されている。
サウサンプトン大学に籍を置き、退職した現在も子供たちを魅了する、
昆虫たちについての書籍の執筆活動を続けている。」
どのページも、ため息が出るほど、自然の神秘に満ち溢れて癒されます♪
~Dr.BachのFlowerRemedyでセルフヒーリング~
「植物のかたちとはたらき」&四大元素と光のメッセージ
無事に終了しました。みなさま、お疲れ様でした&ありがとうございました。
2015年、クプクプでは、「FREE THYSELF ~汝自身を開放せよ」をテーマに、集いやセミナーに取り組んでまいりました。
本セミナーでは、
バッチ・フラワーレメディーの作り手&研究家であるジュリアン・バーナード氏の著作本、
「Bach Flower Remedies Form and Function(邦タイトル:バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき」の訳者である谷口みよ子さんと、本書の「フラワーレメディー」と「四大元素(地水風火)、光」について学びました。
バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらきのサイト↓
http://fremedy.main.jp/
セッションとは違い、植物との対話を通して、内在する自分の本質に触れる貴重な時間となりました。毎回、レメディー選びとシェアタイムを共有しながら、自分自身と、家族や仲間のための深いヒーリングにもつながりました。
日曜日の少し遅めの午後、たっぷりと自分自身を見つめ癒す。
忙しい現代だからこそ、地に足をつけて立ち止まり、深呼吸して、今、この瞬間を体験する時間は本当に大切だと思います。
「恐れを抱く人に勇気を、苦悩する人に平安を、弱い人には強さを――。
1920年代にエドワード・バッチ博士が発見した、世にも美しい花の治療薬(レメディー)はなぜ人を癒すのか。共鳴し合う植物と人間のジェスチャーに注目し、バッチ博士がレメディーを発見していく過程を深く掘り下げた一冊。本書を通じて、より大きな生命の本質を感じ取り、自らを癒すことの意味を再認識できます。 植物と人間、いのちあるものを愛するすべての人に。」(本書より)
●講師● 谷口みよ子さん
東京生まれ。1997年フラワーエッセンスに出会い、現在はおもに東京でフラワーエッセンスの講座や勉強会、個人セッション等を行なっている。訳書に『エドワード・バッチ著作集』(BAB出版)、『バッチのフラワーレメディー 植物のかたちとはたらき』(英国フラワーレメディー・プロプラム)。
蝶 トーマス・マレント
氏は、世界各地の熱帯雨林など人跡未踏の地を訪れ、チョウやガの生息しているままの姿を、生活史のすべての段階を通じて写真に記録している写真家。
美しい自然を撮り続ける写真家Thomas Marent氏のメッセージ↓
「蝶がこれからもずっと生き続けることができますように。
それは、私たちの共通の願いでもあります」
写真という技術が進化して、わたしたちはもう、蝶の命を犠牲にしなくても、あるがままの瞬間を観るできるようになりました。Thomas氏の、息をのむほどに美しい写真は、どんな種であれ、その可憐な羽ばたきを愛しいものに変えてくれます。
ヒラヒラと舞う美しい蝶は、翅の生えた花と例えられ、卵~幼虫~蛹~蝶、と変態する昆虫です。その不思議さと美しさから、昆虫界では最も研究が進んでいる種。
そして、この可憐な蝶の生態は、自然界全体の「健康状態」を示しています。自然保護活動を行うべき場所はどこなのかを教えてくれる、つまり、自然の喪失がどれだけ進んでいるかを教えてくれるのです。
日本の文化では、興味深いことに、衣となる絹を生み出してくれるお蚕様も、馬と同じく、一頭、二頭、と数えます。一昔前の私たちのご先祖様は、家畜として、お蚕様を寝食を共にして大事にしてきたことが伺えます。
●Thomas
Marent氏のサイトでは、美しい写真が紹介されています↓
http://www.thomasmarent.com/galleries/butterfly.html
●日本チョウ類保全協会
http://japan-inter.net/butterfly-conservation/
●お蚕様をもっと身近に→シルク博物館
https://www.neko.co.jp/?p=5226
この現象を表現する際に、「バタフライ(蝶々)」の存在をを選んでくれなかったら、私にとっての出会いも、もう少し、時間がかかったかもしれません。というのも、親友が、「クプクプさんにぴったりだから」と、プレゼントしてくれたのが出会いだったのです。
蝶々も蛾も大好き。だけど、その手前の毛虫と芋虫は、それほど好きになれませんでした。屋号に、蝶々とつけた以上、蝶々の存在をとことん愛したい。
今は、蝶々の美しさになる前の、他を寄せ付けない強さと知恵こそが、美しい木の葉の化身に成長するために、必要な自然界のギフトだということがわかるようになりました。
「
自分の人生にはどんな意義があるのだろう?
自分は本当に世の中の役に立っているのだろうか?
自分が何かをすると、世の中に影響を与えるのだろうか?
はたして自分は世の中で重要な存在なのだろうか?
もしあなたがそんな疑問を抱いているなら、この小さな本の中に、その答えがあります。
」
美しい緑色の水面の景色を背景に、心に問いかける一文。
1963年。MITの気象学者エドワード・ローレンツ氏によって提唱された「バタフライ・エフェクト」は、生きとし活きる者すべてが、常に響きあって存在していることを教えてくれるます。
1940年代、主人公のノーマン・ボーローグは、おなかがすいて困っている人たちに分けてあげることのできるトウモロコシを作ろうと決意し、そして、どんな種も生育しにくい地域にでも繁殖しうる穀物を育てました。
「神様が植物を作ったのは、私たちが学び、その知識を活用して大勢の人を助けるためなんだ。これはとても大切な使命なんだよ」
彼の心と行動を支えたものは、誰なのだろう?
どこまで時間をさかのぼれば、いいのだろう?
「今日の行為、ひいては人生が、未来を永遠に変えるだけの力を持っていることを知っておいてください。
・・・
あなたが、世界を変える力を持っているのです!」
で締めくくられるこの本には、自分の御心のままに生きることが、どれだけ素敵なことかを、教えてくれます。
蝶々のほんのわずかな羽ばたきを感じていたエドワード・ローレンツ氏の繊細さと思いやりにも感謝。
白と木のナチュラル・テイストを活かして、リニューアルOPENしたアコースティックライブバー七面鳥
渋谷という便利な場所がら、遠方の方にも足を運んでいただき、ありがとうございました。
自然療法に馴染みのない方に、本格的な各種セッションをお試し価格で体験できる機会としても知られつつあり、とても嬉しく思います。
今回は、オープン前の集合写真もUPできました。
カフェキネシ、タロット、占いなど、同業者でありながら、ジャンルが違うので、普段はご一緒に仕事をする機会がない先生方との交流もとても楽しかったです。
大好きな得意分野で、誰かの役に立ちたい。どの業界でも同じことですが、その思いが、この一瞬一瞬を彩ってゆくことを実感します。
クプクプは、下記の内容で参加させていただきました。
●SCIO奈緒美の「SCIOセッション体験」
●SCIO奈緒美の「魔法のカード」セッション
●フラワーエッセンス体験セッション
●フラワーエッセンス作り
●布ナプキンの販売
●精麻体験
今回、魔女の館では、初となる「精麻の神縄作り体験会」や「月経美心プチセミナー」には、女子大生や、ハーブのプロフェッショナルの方にも参加していただきました。
私ごとですが、初めて、「精麻の神縄・神飾りプロジェクトJasmine Bodyworks」のYASUKOさんの指導を受けたとき、難しくて、二度と作れないのではないかと思いましたが、練習の甲斐あって、皆さまと一緒に作る機会に恵まれました。アロマセラピスト同志である七面鳥の郁代女将 にも感謝★
精麻は、神道に用いられる大切な植物のひとつです。特に、自真に戻るための、払い、禊の力を貸してくれます。もちろん、それらはともに自分自身の問題ですが、植物の力を借りれるのはとても心強いですネ。植物と人類の歴史と関係は、知れば知るほど感激がいっぱいです!
次回は、2016年3月26日(土)を予定しています。
皆さまとの再会と出会いを楽しみにしています♪
「魔女の館@七面鳥」
~占いから自然療法、美容まで。プロフェッショナルのセッションをワンコインで体験~
※事前予約のお客様には1セッションサービス
※入場料2000円、当日は500円でワンコイン制で、各種セッションをお受けできます
※5000円前後で、同日に、複数のセラピーを体験できる、大変お得なイベントです