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永遠の少年先生

2016年元日に他界した明治薬科大学名誉教授・大槻真一郎先生は、私の自然療法の師匠のお一人です。

先生の書斎は、薬草や石、古今東西の専門書、美しい植物や不思議な写真集がいっぱいでした。

その広大な知識は、時に、薬草の範囲を超えて、宇宙、鉱物、動物とのつながりを広げ、紀元前や中世に誘ってくれました。

植物は、英語で「フィトテラピー」と発音します。

「植物は、芽を出すとき、『ヒュッ』と音を鳴らすから、『フィト』と発音するのですよ」、と教えてくれたのも先生です。

専門的な知識よりも、まずは、薬の原料となる素材の生命や神話、人間との歴史を大切にすれば、自ずと理解が深まることを教えてくれたのです。

好奇心旺盛な先生は、少年のように目をキラキラさせて、他愛のない話にも耳を傾けてくれ、知識も人脈も惜しみなく、私たちに分けて励まして下さいました。有難うございます!

大好きな先生。私も先生のように、人を励まし、役に立てる人間になりたいです。

天国から、見守っていてくださいネ。

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