
この現象を表現する際に、「バタフライ(蝶々)」の存在をを選んでくれなかったら、私にとっての出会いも、もう少し、時間がかかったかもしれません。というのも、親友が、「クプクプさんにぴったりだから」と、プレゼントしてくれたのが出会いだったのです。
蝶々も蛾も大好き。だけど、その手前の毛虫と芋虫は、それほど好きになれませんでした。屋号に、蝶々とつけた以上、蝶々の存在をとことん愛したい。
今は、蝶々の美しさになる前の、他を寄せ付けない強さと知恵こそが、美しい木の葉の化身に成長するために、必要な自然界のギフトだということがわかるようになりました。
「
自分の人生にはどんな意義があるのだろう?
自分は本当に世の中の役に立っているのだろうか?
自分が何かをすると、世の中に影響を与えるのだろうか?
はたして自分は世の中で重要な存在なのだろうか?
もしあなたがそんな疑問を抱いているなら、この小さな本の中に、その答えがあります。
」
美しい緑色の水面の景色を背景に、心に問いかける一文。
1963年。MITの気象学者エドワード・ローレンツ氏によって提唱された「バタフライ・エフェクト」は、生きとし活きる者すべてが、常に響きあって存在していることを教えてくれるます。
1940年代、主人公のノーマン・ボーローグは、おなかがすいて困っている人たちに分けてあげることのできるトウモロコシを作ろうと決意し、そして、どんな種も生育しにくい地域にでも繁殖しうる穀物を育てました。
「神様が植物を作ったのは、私たちが学び、その知識を活用して大勢の人を助けるためなんだ。これはとても大切な使命なんだよ」
彼の心と行動を支えたものは、誰なのだろう?
どこまで時間をさかのぼれば、いいのだろう?
「今日の行為、ひいては人生が、未来を永遠に変えるだけの力を持っていることを知っておいてください。
・・・
あなたが、世界を変える力を持っているのです!」
で締めくくられるこの本には、自分の御心のままに生きることが、どれだけ素敵なことかを、教えてくれます。
蝶々のほんのわずかな羽ばたきを感じていたエドワード・ローレンツ氏の繊細さと思いやりにも感謝。
http://www.d21.co.jp/shop/isbn9784887599390