2016年4月21日 (木)

「カンタ!ティモール」上映会

旅先のネイチャーガイドに教えてもらったドキュメンタリー映画【カンタ! ティモール】。クプクプでも定期的に、上映会をしています。

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映画は、この作品の女性監督が、旅先の東ティモールで聴いた、ある歌から始まります。その歌が、インドネシアとパプアニューギニアの間に在る、恵み豊かな東ティモールの記憶を蘇らせる・・。

その過去は、決して、歓迎したいものではありません。1970年代後半から独立する2002年まで、20年以上もの長い年月をかけて、インドネシア軍に弾圧され、1/3の命が失われたといいます。家族や仲間を葬ることが許されない統治下で、墓碑の代わりに、自身の体に入れ墨をした人も。

わたしも、バリ島には何度か、訪れたことがあります。美しくのどかなこの島から、飛行機でたった一時間の場所で、こんなにもたくさんの命が失われていたのだと知ったとき、罪悪感すら感じました。

でも、、、

この作品では、このような悲しいわたしたち人間の過去を、決して責めたりはしない。けれど、沢山の過ちを犯しているわたしたちができる、たったひとつのことを教え続けてくれるのです。

この作品には、アニミズム、シャーマン、祈り、人間、自然のメッセージがたくさん詰まっています。

森羅万象に神が宿り、ルリック【自然の力】、そして、人間の本当の存在意味を思い出すように訴えかけてくる、自然療法とも深く通ずる作品でした。

特に印象深いのが、「テベ」(踊り)。

https://www.youtube.com/watch?v=ORQtG-qeFVI

テベとは、脱穀の際の踊りだそうで、みんなで輪になり、リズムカルに美しく、大地に踏みならして歌い踊ります。

東ティモールの人々は、辛い経験の中で、足を踏みならしてテベを踊り、気持ちを一つにして結束を固めたそうです。

この行為は、まさに、身体の希釈振盪と同じではないでしょうか?

怒りや恨みや憎しみを手放し、純化され、赦し、という最も難しく、最も美しい人間の本来の特性を、高めたのではないだろうか?と思うのです。

インドネシア軍たちが、東ティモールの人々に、させたくなかった理由は、彼らが無敵の騎士に変わるからだったのかもしれません。

そして、彼らを襲うインドネシア軍の兵士に対して、「こんな無意味なことはやめよう」と、話しかけ続けたといいます。そうするうちに、インドネシア軍の兵士たちが、兵器として武器だけではなく、薬もあてがわれていることが分かったそうです。

うなずけました。でなきゃ、あんな残虐な行為は、絶対にできないはずです。殺しあいたい人間なんて、どこにもいないのですから。

東ティモールが、今世紀初の独立国であるということは、ギフトとも言えます。

この国の勇気と、希望を、ご一緒しましょう!

●映画紹介●

舞台は南海に浮かぶ神々の島、ティモール。
ひとつの歌から始まった運命の旅が、音楽あふれるドキュメンタリー映画となった。
この島を襲った悲劇と、それを生き抜いた奇跡の人びと。その姿が、世界に希望の光を投げかける。

当時23歳だった日本人女性監督は、...人びととの暮らしの中で現地語を学び、彼らの歌に隠された本当の意味に触れてゆく。そして出会う、光をたたえるまなざし。詩のようにつむがれる言葉の数々。

それは観る者の胸をそっと貫き、決して消えない余韻となる。
日本が深く関わりながら、ほとんど報道されなかった東ティモールの闘いをとりあげた、国内初の長編。自主映画ながらも感動は国境を越え、5カ国100カ所以上の試写会で会場が心を震わせた、愛すべきエチュード。

関連サイトhttp://www.canta-timor.com/

去年、父島のネイチャーガイドさんが教えてくれた映画。
自然への想い、植物への想いを共有している中で、教えてくれました。
縁あって、クプクプでも、上映させていただくことになりました。
ご参加、お待ちしています。

「平和とは・・
 お金で買えるものではない
 演説でもない
 政策でもない
 平和とは暮らしそのもの」

映像が語りかけてくる優しさと美しさ。
当時23歳だった女性監督も魅力です。

東ティモールは、2002年5月20日に、独立した21世紀最初の独立国です。
四国よりも小さい面積の国土に、100万人強の国民が暮らしており、首都のディリに、そのうちのおよそ20万人が集中しています。

バリ島からも飛行機で1時間。
美しい島々の一つ「東ティモール」に、国際社会はどうかかわったのか。
彼らの生き方は、私たちが失いかけているものを教えてくれます。

予告編 https://www.youtube.com/watch?v=vQ-e_RNEOoI

 第零回上映:2016年2月27日(クプクプにて)3名さま
 第一回上映:2016年3月20日春分の日(クプクプにて) 7名さま
 第二回上映:2016年4月20日穀雨の日(みさとやにて) 8名さま
 第三回上映:2016年4月25日霜止出苗日(ひびきの杜ポポロにて) 6名さま
 第四回上映:2016年5月10日一粒万倍日(クプクプにて) 予定 7名さま

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